本の内容
定価
1680円
発売日

わらべうたが子どもを救う

おもな内容
● わらべうたが子どもを救う(大島清)……人間が人間である理由/大人より子どもの脳はすばらしい/「三つ子の魂百までも」は本当です/愛がなければ赤ちゃんは死んでしまう/「過保護」と「愛情を注ぐ」は違う/食べることと脳の関係/遊びと脳の関係/テレビ・ビデオの功罪/子どもはモノでは育たない―早期教育なんてクソ食らえ/コトバに関わる脳/わらべうたを歌ったら ほか
● わらべうたは言葉の「離乳食」(大熊進子)……わらべうたとはなにか/わらべうたの役割/這えば立て、立てば歩めの親心/社会の縮図、わらべうた/どうしてわらべうたが聞かれなくなつたのか/町とおんぶが消えた/学校が消えた/理想の教育を求めて/ハンガリーの「人生の樹学園」/幼小一貫教育考/コダーイの理論とは ほか
● わらべうたは子どもの「生命」(岩井正浩)……わらべうたに魅せられた理由/わらべうたの種類とその変遷/真の国際人とは何か/現代の子どものわらべうた/子どもの遊び・日本語・歌/沖縄の子どもたちの遊びと歌 ほか

おもな内容

☆ 担当編集者からのメッセージ
「子どもにわらべうたを歌ってあげることは、子どもの脳の発達にとてもいいことだ」――以前、大島清先生にインタビューしたとき、先生がおっしゃられた一言が、この本を作るきっかけになりました。
そういえばわらべうたって、近ごろの子どもの間では歌われなくなったなあ、「だるまさんがころんだ」とか、ゴム跳びをやっている子どもも見ないし……。そこで使われる日本語のイントネーション、例えば「○○ちゃん、あーそーぼ」なんてのも聞かれなくなったし。これっていいことなのか、悪いことなのか、ずっと疑問ではありました。
しかし、日本語をおろそかにする習慣だけは、絶対に悪いことなのだという気持ちは、この本を編集していく上で、確信を持つようになりました。
いくら小さいときから外国語をマスターしても、我々は日本語を操る民族です。思考は日本語によって行われるはずです。そこで、どれだけの日本語の「言葉磨き」がされているかによって、その人の知性、人格が変わってくるものなのです。
そういった意味で、わらべうたはまさしく言葉の「離乳食」。運動神経も、リズム感も、社会性までもが身に付く「魔法の遊び」を、ぜひとも復活させたいと思わずにはいられなくなっています。