本の内容
定価
1300円
発売日

便利も結構、手抜きも結構。でも「味気」を忘れてはいけません

96歳 はいからさんのキッチンライフ

内 容
著者の藤木菊枝さん 著者の藤木菊枝さんは、明治40年生まれの96歳。いまでも自分の身の回りのことは自分でこなし、毎日キッチンに立って料理を楽しむ、食欲旺盛な「元祖はいからさん」です。
 女性が社会に出るものではないと言われた大正時代、菊枝さんは「女だって自立するべき」と考え、料理を仕事に選び、料理教室や料理学校の副校長などを歴任、そして辻徳光氏、井上幸作氏など、昭和を代表する料理人たちとも交流を深めてきました。
 菊枝さんが大切に持っている「料理ノート」には、その頃覚えた料理レシピがぎっしり。まだ「洋食」が憧れだったころの「カレーライス」、「スパゲティミートソース」。ちょっとしたアイディアでまったく別の食感が楽しめる「秋なすのコーンスープ」、「トマトジャムトースト」など、美味しそうな料理がたくさんあります。
 この本は、食を愛し、料理を愛し、おしゃれにも健康にも気を遣う、「美しき」女性である菊枝さんの元気の秘訣、得意料理、そして思い出話を1冊にまとめました。
「便利も結構、手抜きも結構。でも味気を忘れてはいけません」ときっぱりとおっしゃる、菊枝さんの生き方は、歳を取っても生き生きと、元気で、美しくありたいと思う人にとっての、素晴らしい「バイブル」となるでしょう。

おもな内容

☆担当編集者より
 はじめて藤木菊枝さんにお会いしたとき、まず驚いたのは、そのお肌の美しさ。とても96歳のおばあさんとは思えないほどツルツルで、もっちりとして、つい触ってみたくなるほどなのです。
 そのことを申し上げると、ちょっとはにかみながらも「毎日のお肌のマッサージは念入りにしているから、かしらねえ」とおっしゃる菊枝さん。
 聞くところによると、菊枝さんの歯はまだ全部ご自分の歯で、ついこの間、はじめて奥歯が1本抜けてしまって「ショックだった」とのこと。もちろん、毎日の歯磨きも念入りに念入りに。「おいしいものを食べるには、歯が丈夫じゃないといけませんからね」。
 このように、持って生まれた健康体であることはもちろんですが、それを維持するための努力は欠かさない菊枝さん。そして、おいしいものに興味を持ち続け、ファッションにも気を遣い、政治にも、芸能ニュースにも、スポーツにも耳を傾ける、そのバイタリティー豊かな生き方こそ、歳を取っても若々しくいられるコツなのかなと思います。
 「わたしのようなつまらない女の話など、誰も読んでくれないんじゃないかしら」なんておっしゃっている菊枝さんですが、もし本屋さんでこの本を見つけたなら、ぜひ開いて覗いてみてください。この本は「自立した女性の魁」である人間の「歴史本」でもあり、そしてこれから美しく歳を重ねていきたいと思う方にとって、参考になることがたくさんあるのではないかと思っています。