本の内容
定価
1500円
発売日

小4から育てられる算数脳plus

テレビで話題騒然! 教育界に旋風を巻き起こす“カリスマ塾講師”高濱先生の最新刊がこちら。前著『小3までに育てたい算数脳』の読者から寄せられた疑問・質問に高濱先生が答えます!

おもな内容

◇読者の疑問にお答えします。
「算数脳は、小4からでも充分間に合います!」

本書は2005年に発行した『小3までに育てたい算数脳』の続編です。 著者の高濱正伸先生は、さいたま市に本部のある学習塾「花まる学習会」を主宰、現在は生徒数1万人、入塾待ち3千人という大人気の学習塾となっています。 終始一貫、先生が提唱し続けているのが、「子どもたちを“メシが食える大人”に育てる」というもの。そのために必要な【生きる力】を低学年のうちから育てたいと始められたのが花まる学習会です。 その高濱先生の初めての著書が『小3までに育てたい算数脳』でした。
「算数脳」というのは簡単にいうと、算数的なひらめき力です。「見える力」と「詰める力」のふたつからなるそれは、 まさに「生きる力」の原動力であり、十歳までに“外遊び”などを通じて育むべきもの……というのが『小3までに育てたい算数脳』の趣旨でした。 同書は現在、版を重ねて20刷、多くのお母さん方に読んでいただきました。
そんな多くの読者から寄せられた声の中でも特に多かったご質問が、「うちの子はもう小4だけど、ダメなんでしょうか?」というもの。じつはそんな心配をする必要はありません。 ご質問への答えはもちろん、「小4からでも大丈夫、心配する必要はありません!」と、高濱先生が太鼓判を押してくれるのが本書なのです。

◇10歳から伸びる力こそ、将来を生き抜くカギとなる!

 たとえば、算数脳が育っている子、いわゆる“できる子”というのは、問題を見た瞬間に、「あ、この問題はこれで解ける!」というのが直感的にわかります。 それが10歳までのひらめき力です。でも、10歳以降で大事になってくるのは、出題者を含む第三者にわかるようにその解答を作り上げることなのです。 多くの子どもたちは、そこまでの気配りがありませんし、最後までやり抜くことができません。それは言い換えると、「自分の考えを、自分の言葉で、他人に正確に伝える」ということがじつに苦手なのです。 このことは、現代の子どもたち(中高生、あるいは大学生も含めて)に共通する課題で、いじめや引きこもりなどの問題の根底にあるもののひとつではないでしょうか。
算数脳をよりよい形で機能させるためには「プラスの力」が絶対に必要になります。 それは論理的思考が可能となる10歳以降にこそ学びたいもので、またプラスの力を養うことで、それまで充分に育てることができなかった算数脳を補足的に育成することが可能である、と先生はおっしゃいます。

私がこの本で目指したのは、十歳から伸びる力は当然あって、それはこれだと明示することでした。 『小3までに育てたい算数脳』に書いたような、幼児期だからこそ伸びる力は確かにあるけれど、十歳を越したからこそ伸びる力も確実にあって、 「試験に通る」とか、「会社で良い仕事をする」という意味では、むしろ大きいということ、そしてそれは努力によって着実に積み上げられる (「努力は天才に勝る」が現実に起こる)ものだということです。(本書「あとがき」より)

  本書では、こうした算数脳にまつわるお話とともに、「10歳からの子どもに対して、親のできることは何か?」という点でもまとめてみました。 また、気になるわが子の“算数脳チェック”や、中学受験に対する心構え、親子でチャレンジする算数脳plusに役立つ算数問題なども入れてみました。 ぜひ楽しくお読みいただければと思います。

////// おもなコンテンツ //////

◎第一章 算数脳に必要なプラスの力とは?

子どもの可能性を信じる
算数脳plusとは何か?
ステップ1 成功体験というスイッチ
ステップ2 意識改革というスイッチ
◎第二章 小4から育てられる「算数脳plus」――高濱先生の授業編

思考力問題がわかるってどういうこと?
発想法の授業≫一限目「場合の数」
発想法の授業≫ニ限目「立体」
発想法の授業≫三限目「整数」
うちの子大丈夫? 算数脳チェック
◎第三章 子どものスイッチを押すために――親は何をすべきか?

この時期の子どもに必要なこと
中学受験について考える
意識改革のススメ
算数脳plusを知るための問題集  ……ほか