2001年2月〜2002年9月掲載
   

 

 






 体が冷えているからむくみ、水太りになる

 肥満で悩んでいる人の多くは自分がどうして太っているのか、その原因について考えたことがあるでしょう。一般的に考えられている肥満の原因は、遺伝、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの心理的要因ですが、体温の低下も原因の一つだということを前回説明しました。体温の低下は、基礎代謝量を減少させて太りやすい体にしてしまいます。つまり、体内の水の代謝にも影響を及ぼしているのです。
 人間の体のおよそ70%は水分ですから、体内で水の代謝が正常に行われているかどうかで、その人の体型が決まってしまうといえます。足や下半身がむくみやすい、顔が太りやすい、下腹が出やすい、という人は不要な水を体内に溜め込んでしまっている状態なのです。 

     
   むくみの原因は… 血液が酸素や栄養分を細胞に届けるときに水分が細胞から漏出して細胞の外側に溜まります。通常、健康な人の毛細血管やリンパ管はこの漏れ出した水分を再吸収して尿として体の外に出しますが、体が冷えていて毛細血管リンパ管の働きが低下していると吸収できずにそのまま細胞の外に溜ってしまいます。これが、むくみの原因です。  
     

 水太りを治す!

 水を飲んでも太ってしまうのが水太り。これを体質だから仕方がないと諦めてしまってはいけません。水太りは、激しくつらいダイエットで無理をしなくても解消することができます。
 水太りの解消方法は、体にとって余計な水分を摂らないことです。(よくダイエット法として水をたくさん飲んで痩せる、というものがありますがこれは当然、水太りの人には適した方法ではありません。)水分を控え、体を温める作用のある食事を心がけ、一日の終わりには、ぬるいくらいに感じるお湯(38〜39℃)で20分間の半身浴。そして無理せずに続けられる運動を生活に取り入れて下さい。少しずつ筋肉がついて体温が上昇すれば、体の中の余分な水分が排せつされて、むくみがとれてきます。体を温め、冷えを追い出す生活を続けれていれば、若さを保ったまま健康に痩せることができるのです。

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