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健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。
桜の花も一段落して、やっと僕がウォーキングをする緑道にも平和が戻ってきました(!)。
なんて書くと、ひねくれもので嫌なヤツだと思われるかもしれませんが(実際嫌なヤツですが…)、日本人はどうして桜を見ると酒を飲みたくなるんでしょうかね、ということを言いたかったのです。
もちろん、桜を見ながらちょいと一杯、は僕も好きですよ。でも、緑道を埋め尽くす人々はちょいと一杯どころではなく、樽ごと飲んでしまうような勢いで飲み、歌い、騒ぎ、ゴミをまき散らし、酔いつぶれて倒れ込み、吐き、泣き…といった、ありとあらゆる醜態を凝縮して披露し合っているものですから、部外者としてはたまったものではありません。
結局は、人々は桜を見たいのではなく、酒を飲みたいだけなんでしょうね。これでストレスが発散されて、さて、明日からも頑張るぞ、という気持ちにでもなれば、健康上良いことなんでしょうが、アルコールの過剰摂取による害の方は心配です。
それにしてもなぜ、これほど桜桜と騒ぐんでしょうかね。もしかしたら「世の中の木をすべて桜にしてやるぞ運動」の運動家たちによる、それこそ「サクラ」なのではないでしょうか。(←失礼いたしやした。)
でも、笑い事ではありません。田舎に住む友人が、自分の小さい頃に見た山の景色、とくに「色」が、現在は確実に変わったいう話をしているのを聞いて、ちょっと気になったのです。
彼曰く、30年くらい前の春の山は、いろいろな種類の花が咲き乱れ、赤や黄色、ピンクと、とても華やかだったのだが、ここ数年、気が付くと春の山は薄桃色一色、つまり桜ばかりになってしまった、とのこと。これにはうーん、と考えずにはいられません。
これは、桜の繁殖力が強すぎて、周りの木を圧倒したというのではないのでしょう。たぶん、山を管理する人あるいはお役所関係の人が、ほかの木を排除し、全部桜の木に植え替えてしまったのでしょう。桜の名所として人々が訪れれば経済効果ばつぐん、ウヒヒウヒヒ、という考えの結果なんでしょうね。まあ、件の山はあんまり山奥過ぎて、交通の便も悪く、あまり人々も訪れない秘境として君臨しているようですが。
現在問題視されているスギ花粉症も、免疫力の低下等、さまざまな原因があるようですが、その昔、経済的な企みでスギの木を大量に植林したという、人為的な原因も確かにあるようです。その他、洪水などの災害も、間違った植林の影響が大きいとのことですからね、桜の大量植林は、山にとってどんな影響を及ぼすのか、ちょっと心配になってしまいます。
すべて自然に戻せ! とこぶしを振り上げるほど僕はナチュラリストではありませんし、なんだかんだ言っても、人工的なものの恩恵を十分受けているわけです。あんまり大きなことは言えませんが、緑道を占領され、仕方なく、車がびゅんびゅん走る通りをいじけながら歩いていたものですから、こんなことを思ってしまったのでした。いやがらせみたいで嫌な野郎ですね。失敬。
(S.Y)
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