2001年2月〜2002年9月掲載
   

 

 






健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。

 


果たして釣りはどうなのか?

 完璧にインドア派の私ですが、たまには人に連れられて釣りに出掛けてみたりもします。川でマスやヤマメを釣るといっても、いまどきよくある人の手で何段にも堰き止められて造られた釣り場で、不自然なほど魚がたくさん泳いでいます。もちろん釣られて数が減るとちゃんと放流されるという、要するに「自然風釣り堀」。すぐそこにはバーベキューの設備、売店、自販機と至れりつくせりの、限りなく軟弱なスポットなんです。

 こう書いてあると投げて数秒で釣れそうに思われるでしょうが、そういうものでもないらしく、特に私の場合はたいてい1時間以上かかってやっと1匹釣れたところで満足して(というより飽きて)あとはうだうだしています。小学生の子に数でも大きさでも負けている始末。友人たちは10時間くらい釣っているのにまだ帰りたくなさそうにしているのが、なんだか理解できません。ゲームみたいに「あともう少し、もう少し」という感じで止められないんでしょうか。

 そんな、いまひとつ釣りに喜びを見出せない私でも、釣った魚をさばいて料理して食べるとき「んー、これが人間の正しい姿だ」なんて思ったりします。たとえ自分は1匹も釣れなかったとしても。たとえそれが放流してもらった魚だとしても。
 釣りは「自然との交感」だという人がいます。でもホントに交感しようと思ったらスコットランドでサーモンを釣る、とかトローリングでカジキを釣る、渓流で岩魚を釣る、みたいな世界ですよね。間違っても「自然風釣り堀」じゃないでしょう。

 どちらかというと私には釣りよりも、デッカイ音で音楽をかけて踊ったり思い思いに楽しむ野外レイヴで「自然と交感」するのが合っているみたいです。次の機会には魚が驚いて逃げない程度にサウンドシステムを持ち込んでみようかな、と検討中。決してキャンプファイヤーではありません。

AZ


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