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健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。
「切実なる読書のススメ」
若者の本離れが一段と進んでいるそうです。かなり以前から言われていることですが、新聞によると、最近の調査でも同様の結果が出たようです。大の本好きというわけではありませんが、嫌いではないので、どうしてこんなに本離れが進んだのか不思議に思い、私なりに考えてみました。
(1)読書をする習慣がなく、文字がたくさんあるだけで嫌になってしまう。(う−ん)
(2)携帯電話などにお金を使うので、本を買うお金がない。(フムフム)
(3)本を読まなくても情報は手に入る。(・・・・・・)
だいたいこの三つの理由が考えられるのではないでしょうか。確かに携帯電話は今や必需品ですし、お金もかかるので理由としてうなずけます。あと、読書が習慣化していないと面倒だ、と思うのもわかります。けっこう肩が凝りますし、読めない漢字が出てくると腹も立ちますしね(私だけ?)。
やはり問題は(3)でしようか。若者がどう考えているのかは、あまり若くなくなりつつある私にはわかりません。もしかすると、情報ツールとして本の利用価値があまりないと思っているのかもしれませんし、また、インターネットや安価な雑誌から情報を入手すればいいと考え、本を読む必然性を感じていないのかもしれません。どちらにしてもちょっと、短絡的すぎるような気がするのです。
というのは、人類は文字という伝達手段を手に入れて以来、さまざまな叡智を本にしたためてきたからです。好きな相手に想いを伝える方法、星の動き方、昆虫の生態、哲学的な思索などなど・・・。本には困ったときや、悩んだときの解決へのヒントが隠されているような気がするのです。
もし若者たちが本当に(3)のように思っているのなら、そういった本の有効性を知らないからではないでしようか。もしそうだとしたら、若者にアナウンスしてやればいいのですね、本の有効性を。例えば、男の子を好きになってしまった男の子には「この本にはね、君と同じように悩んでいた男の子がいてね、その子はこんな風に問題を解決したんだよ。参考にしてみたら」と薦めてみれば、その子だって少しは読む気になるのでないでしようか?
そんなことを考えつつ読書をしていたら、本には「脳の老化を遅らせる」効果もある、という内容を目にしました。研究を重ねた結果、年齢を重ねるにしたがって読書の習慣がある人の方が、習慣がない人よりも健康状態が良いことがわかってきたらしいのです。読書によって、脳に知的な刺激を与えて、活性化しているのですね。
若い人にとっては脳の老化なんて人事かもしれませんが、脳細胞は毎日10万個も死滅しているのです。
昨日よりも10万個死んでいるということは、一昨日よりも20万個減っているということで、その前の日よりも30万個減っているから、その前の日よりも・・・・・・、あれれれれ。私の脳はかなり老化が進んでいるようです。これは、読書量が少ないのかもしれません・・・・・・。若いあなたもご注意を。
( T・H )
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