|

 
健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。
「癒し系」でストレス倍増?
先日、友人につきあってあるグループのライブに足を運びました。リード楽器が尺八で、そこにドラムとギターが加わった3ピースのバンドです。乱暴にくくってしまうといわゆる「癒し系」に入れることができるような感じです。
アルコールを飲みながら聴いていると、狭い空間に人がたくさんいるために生暖くなって多分酸素不足気味の空気のせいもあってか、すぐにまぶたが重たくなってきました。歌ものなら歌詞に集中して聴いてその内容に心の中でツッコミをいれたりできるのですが、インストではそれもできません。
ステージから客席全体が見渡せるような狭いハコですから、メンバーにも見つかってしまいそうです。「やっぱりお客がグッスリでは傷つくかな…」などと思い、必死に眠気をこらえていました。そんな状況に陥るなんて学校を卒業して以来そうはありません。授業中、自分の手の甲に爪を立てたりシャーペンの芯でチクチクしたりして眠気と闘っていたことが、走馬燈のようによみがえるのでした。
眠気覚ましにとキョロキョロ見回すと、私と同じような方々がたくさん存在していました。さらには完全に爆睡している方も…。
静かでゆったりとした音楽を聴いて、神経が静まり眠くなるのはとても理にかなったこと。実際バリ島の音楽ガムランを聴いているとあっという間に眠くなります。あの日も、素晴らしい曲と演奏が私たちを眠りに導いたのです。きっと。
だけど私のように演奏中に眠ることに罪悪感を覚える小心者がたくさんいると思われます。せっかくの心和む音楽なのに、演奏の間じゅう睡魔と闘うハメになっては逆にストレス倍増です。今後「癒し系」の皆さんはMCで「ごゆっくりおやすみください」くらいのことを言って免罪符を与えてくださると、オーディエンスはさらに癒されることでしょう。
(AZ)
ご意見・ご感想はこちらまで
|