2001年2月〜2002年9月掲載
   

 

 



 

 

健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。

 

病は突然に!

最近びっくりさせられたことって、ありますか?
W杯代表に秋田が入ったとか俊輔が漏れたとか。
指輪物語3時間も見せられて結局「続く」なの?とか。

いろいろあるんでしょうけれども私は、「自分が病気になった」ことにびっくりしています。
最近まわりで病気になっている人が多くて悲しんでいたんですけれど。
宇多田ヒカルも卵巣に腫瘍だし。
でもまさか自分が、ねえ。

それはまるで、いきなり落とし穴に落ちた!というかんじ。
(前ぶれに気がつかなかっただけか?)
症状が出てから2、3日は、暗い暗い落とし穴の中でわんわん泣きじゃくっていました。
「誰かたすけて! ここからたすけだして!」と穴の上向いて叫ぶしかなくて。
ホルモンバランスは相当くずれて、副交感神経がまったく機能しなくなっていました。
「自分ってこんなに弱いんだな」「病むときはひとりぼっちなんだな」
と、孤独感に襲われてさみしくてさみしくて仕方ありませんでした。

でも信頼できる病院に行って、クスリをもらって服用しはじめてからは、
だんだんと落ち着きを取り戻していきました。
(とりあえず完治する病気だとわかったし)
そうすると落とし穴は、深い深い井戸みたいになりました。
深い井戸の中でじーっと、自分のことばっかり考えながら光が差し込むのを待っている感じ。それは、なかなかに心地よかったりもして。

世の中ではいろんなことが変化したり、大変な問題が山積みになっているけれども、とりあえず今の私は狭い世界で自分と対峙していればいいんだ、という安堵感なのかもしれません…?
(病名はプライバシー保護のため、秘密。ちなみにあっけなく現在はほぼ完治。「私ってやっぱり頑丈だわ」と自信を深めている)

富士子


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