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健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。
休日を利用して、「一日断食」に挑戦しました。
前々から興味はあり、いつか断食なるものをやってみたいと思っていたのですが、食べることしか楽しみのない僕にとっては、食べるなということは「死ね」と言われているようなもの。しかし、「過食」が健康を害する大きな原因と訴える
I 先生の、あまりにものお元気な姿を目の当たりにし、自分もやってみようと決心したのです。
神聖なる(?)断食の日が始まりました。まず、お祈りをして(これはウソ)、朝はニンジン・リンゴジュース一杯。それじゃ断食じゃないじゃん、と思われるかもしれませんが、I先生方式ではこれでいいのです。心豊かに音楽などを聴き、昼になったらしょうが紅茶。これらは体を温め、代謝を促進してくれる効果があるのです。なるほど、味はともかく、体はポカポカ、お通じもおしっこも問題ありません。
しかし、苦痛は午後4時ごろにやってきました。さすがに、ものすごくお腹がすいてくるのです。お腹の方も、この非常事態を察知してか、グーグーと「食い物要求」のサインを出してきます。これでは優雅に音楽など聴いていられません。テレビをつけると、「ラーメン特集、寿司特集」などをやっています。まるで嫌がらせのようです(なんて、チャンネルを替えればいいだけの話ですね)。
これは、家でじっとしているからいけないのだ、気分転換に散歩でも、と思って外に出たのですが、そういうときって、やたらと鼻が利くんですね。おいしそうなパンの匂いやら、耳も利きます、「さかなさかなさかなー」なんて歌が、それこそ耳元で囁かれているかのように入ってきます。パチンコ屋にも入ってみましたが、そういうときに限って(いつもはバリバリ出るみたいな言い方ですね)玉は出ず、財布の中身もダイエットしそうな勢いです。これでは、まったく、一日なにも食べないだけで、こんなにもパニック状態になるとは驚きです。食欲は「本能」であるはずが、これだけ食べ物があふれた生活をしていると、人間は食べなくては生きていけない、なんてことも忘れがちになってしまうんですね。
で、気がついたらスーパーの中にたたずんでいる自分がいました(お前は夢遊病者か)。次の日は朝からバリバリ食ってやるぞ、と思い、死ぬほど食材を買い込んだのでした。きょう食べてしまうかどうかは、お前次第だぞ、なんて自分で新たな鞭を入れるのもマゾヒストみたいですが、とにかく、あしたになったらあれが食いたい、これも食いたい、という欲求を満たすためには、仕方のないことだったかもしれません。そして、なんとかそれらを冷蔵庫に押し込み、その日はしょうが紅茶5杯くらいで一日を終えることができたのです。
そして次の日は朝6時に起床。いきなり「フードファイター化」した僕は、きのう買った食材だけでは物足りず、ファーストフード店にも駆け込み、脂の乗り切ったフライドチキンをバリバリと食べ、昼間からワインをガブガブと飲み、大の字になって昼寝をしてしまいました。なんのための断食だったのでしょう。結局、自分の「食欲」を再認識するだけだったようですね、トホホ。
それでも体重計に乗ったら1キロやせていました。それなりに効果はあったようです。まあ、一番勉強になったのは、「腹が減っているときにスーパーで買い物をしてはいけない」ということ。冷蔵庫の中に押し込められた、賞味期限が刻々と迫ってきている食べ物たちを見ながら、ため息をついています。(S.Y)
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