2001年2月〜2002年9月掲載
   

 

 



 

 

健康ジャーナル社編集部スタッフが、現在進行形の雑誌・単行本の編集こぼれ話、心に留めておきたいこと、怒り、愚痴(?)などを綴ったページです。どうぞごらんあそばせ。

 

海の恵み、タラソテラピー体験記
 
 昨年のテロ以降、女性誌では海外旅行の特集が減り、増えているのが健康特集や美容特集、特に「癒し系」ですね。世の若い女性たちが、いかに疲れているかがうかがえます。
 その中でも注目されているタラソテラピー。最近、女性誌で取り上げられているので、ご存知の方も多いと思いますが、「聞いたことあるけど、よくわからない」という人も多いのではないでしょうか? 実は私がそうでした。健康好きの友人たちと南房総にある施設に行ってきましたので、ご報告します。

 タラソテラピーとは、ギリシャ語のタラサ(海)とフランス語のテラピー(治療)に由来し、海水、海藻などを使って体と心を癒していく「海洋療法」です。人間の羊水とほぼ同じ成分といわれる海水に浸かることで、体液のバランスを整え、免疫力と自然治癒力を高めるのだとか。ヨーロッパでは紀元前から「海は人間の病気を治療する」といわれて、古くから海水を使った療法が行われていました。

 現在、ヨーロッパで盛んなタラソテラピー。中でもフランスでは、年間延べ250万人が施設を利用しているそうです。最近では、治療やリハビリというより、美容やストレス解消として人気があり、私たちが訪れた施設も大勢の人たちでにぎわっていました。若い女の子たちはもちろん、さまざまなツアーがあるせいか、年配の人も多くいらっしゃいました。女性ばかりでなく、男性が多かったのも意外な感じでした。

 まずは受付。予算と時間に応じて選んだコースの中から、セラピストの人と相談しながら4種類ほどのトリートメントを選びます。アクアトニックプールという海水のプールのほか、グループで受けるエクササイズやアルゴ(海藻)パックなど。ひとりひとりプログラムが違うため、それぞれのタイムスケジュールに沿って行動します。プールといっても、泳ぐというよりジャグジーなどがある温泉に近い感じ。まずはプールで体をほぐしてから、時間が来ると、別の部屋へ移動。プールだけでも、十分リラックスできます。それに、何となくだんだん肌が柔らかくなっていくような…?

 最初に受けたグループエクササイズは、水中エアロビクスみたいな感じ?かな。バーにつかまってストレッチしたり足を上げたり、これがけっこうキツイ。リラックスというよりトレーニングですね。これが「セラピー」?っとちょっと思ったけど、なかなか楽しめました。

 次のプログラムでは、海水ミストが降り注ぐ暗い部屋でお昼寝。霧状の海水がお肌に染み込んで、潤いを与えてくれるような気がします。マイナスイオンなんだそうです。30分間、お姉さん(いえ、セラピストって言うんですね)に起こされるまで爆睡。極楽気分。

 ランチを食べたり、サウナに入ったり、ときにはリラクゼーションルームでお昼寝を交えながらのプログラムなので、まあ、「リラックス三昧」という感じでしょうか。
 以前から楽しみにしていたアルゴパックは、ちょっとコンブのようなにおいのするペースト状のパックを塗り、セロハンで包まれて30分。ジワジワ汗が出てきていい気持ち。もうちょっと長くやりたい気分。

 大自然の中でリラックスできたことと、非日常。日ごろのストレスで疲れ果てていた私たちのお肌はツルリと一皮向けた気がしたけど、東京に戻ったら、肌も元に戻っちゃった…ような気がします。ツルツルお肌は一日にしてならず。
(AT)


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