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これまでにリラクゼーション効果のある西洋のハーブなどを紹介してきましたが、日本で古くから利用されてきたものの中にも私たちを癒し、役立ってくれるものがあります。本当は身近なはずの「和物」の癒しパワーに改めて目を向けてみましょう。
◆炭の力で癒す

炭は多孔質で、吸着性が高く、水や空気を浄化し、ほかにも消臭、防虫、調湿などさまざまな場面で活躍します。また、炭には天然のミネラルが凝縮され、水に溶けやすい状態で入っているので、水や炊飯に使っておいしく、体にいい食事に活かすことができます。
炭には微細な穴が無数にあり、水道水の塩素や不純物を取り除きます。現在の水道水には発ガン性が心配されているトリハロメタンなどの有害物質が含まれている確率が高いのですが、炭はこのようなものも吸着するといわれています。また炭に含まれるミネラルが溶け出し、水道水をミネラルウォーターに変えるのです。
さらに、ガンの発生と関連があるのではないかと心配されている電磁波も吸収するといわれています。パソコンやAV機器、電子レンジの脇に置いてみるのもお勧めです。
このように、さまざまな効用を持つ炭の中でも、備長炭は硬くカスが出にくいため水や炊飯に使用するのに適しているほか、消臭、防湿などあらゆる面で効果が高いといわれています。
また、最近脚光を浴びているのが竹炭です。木炭以上に多孔質で、表面積は木炭の3倍以上。ミネラルも2〜3倍含まれるといわれています。また、竹には元々殺菌・消臭作用があり、昔から食べ物を包むのに利用されてきました。その作用は炭になっても持続します。
◆天然ひのきの成分で癒す

森には私たちを和ませる不思議な力があります。その元はフィトンチッドという成分です。樹木から自然に発散されるフィトンチッドには抗菌・消臭効果があります。桜餅や柏餅はフィトンチッドの抗菌・防腐効果を利用したものですし、ひのき造りの家には虫がつきません。また、森の中で動物が死んでも匂わないのはフィトンチッドの作用です。この作用は人の体にもよい影響を与えます。循環器や呼吸器系、精神安定によいとされ、日本でも昔から暮らしの智恵として利用されていました。
ひのきから抽出したフィトンチッドを含浸させたチップを部屋に置くことで、爽やかな香りが心身に自然のリラックス効果とやすらぎを与え、チップ入りの枕を使用すると、優しく穏やかな眠りを誘うといわれています。
★ 今月の癒しdisc★
〜アーティストは「癒し」なんて言葉で括られるのを嫌がってることを百も承知でご紹介〜

輝く月が照らす夜/畠山美由紀 BFCA-82007

96年から小島大介(G)とのユニット、Port of Notesとして活動してきたボーカリスト。リトル・クリーチャーズの鈴木正人プロデュースによるこのソロデビューシングルは、とことん心地よい曲揃い。ふわふわしているようで強さを感じさせる声で表現される繊細なことば。「日本にはもうノド声歌手しかいないのか?」と嘆いているあなたにぜひおすすめします。Port
of Notesのアルバムもさまざまな音楽スタイルを消化した高感度な傑作です。
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