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冷えは万病の元

冷え症をあなどるなかれ。
手や足が冷たいのをガマンしているうちに、「冷え」が体に蓄積されて、
とんでもない病気を引き起こしてしまうかもしれません。

 頭寒足熱の生活

     
北海道標津郡標津町 I.Tさん(57歳)

 私は幼少のころから、かなりの寒がりでした。親は子ども7人を育てるだけで精いっぱいで、体を温めることの重要性についての知識などなかったのです。

 兄弟の中でも特に私が一番病弱で、病院にかかってばかりで迷惑をかけていました。 そんななか、「どうして人には冷え症と暑がりの人がいるの?」と疑問を持つようになりました。しかし体質だから仕方ないとあきらめて、慢性的な冷えのために麻痺した体での生活をずっと送ってきました。「寒い、寒い」といつもブツブツ文句を言いながら、何か損している気がしていました。

 あるとき同窓会で、「ずいぶんトイレに行くのね」と言われてしまいました。するとそのとき同席していた白岩さんが、「トイレが近くなるのも体が冷えているせいですよ」と教えてくれました。そして、「どんな病気も冷えからくる」と真剣に語ってくれました。私はそれを半信半疑で聞きました。

 その後、片足だけ足湯をしてもらいましたが、足が軽くなった感じはしませんでした。「かなりの冷えですよ」と言われました。「やっぱり私は冷えているのか」と、自分の体の冷えをますます深刻に意識するようになりました。

 知人から冷え取り健康ジャーナルを頂いて、冷え取り健康法の体験談を読むと、私と同じように体が冷えてつらかった人たちが元気になった話を知りました。それから足湯器を手に入れました。2台手に入れ、1台は息子に渡しました。私のように若いころから足を冷やして体に冷えをためてしまい、病気になったら大変です。
 50代の私は、子どものころから体を冷やし続け、骨まで冷えているから、気泡風呂にも入ることにしました。長年の冷えをこの気泡で取れるのかと思うと、本当にワクワクします。

 小さいときから冷えていたために、さまざまな病気を患い、とくにぼうこう炎は何度も繰り返しました。薬を飲んでも再発し、膠原病にもなって、ずっとつらい生活をしてきました。

 今はとにかく体を冷やさないということにこだわって、これからは自分の健康は自分で管理するということを心がけていきたいと思っています。骨まで体を温めてくれる冷え取り健康法を実践して、日々の生活を大事にし、主人の健康管理もして、仲良く暮らしていきたいという意欲がわいてきました。

 冷え取り健康法を教えてくださったみなさん、どうもありがとうございました。これを教えてもらっていなかったら、今ごろは病院にいただろうと思ってぞっとします。これからは体温を36・5度以上に保ち、頭寒足熱の生活をします。

(冷え取り健康ジャーナル14号 P63より)


―コラム―
【冷えは生命を危機に陥らせる】

 「冷え症で命を落とす」だなんて、雪山で遭難するわけでもあるまいし、いくらなんでも大げさなんじゃないの? と思うかもしれません。しかし、まんざら大げさな話ではないのですよ。

 理由は「酵素の働きが鈍る」から。酵素は、体内で起こる化学反応(私たちの体は呼吸や消化の際に、さまざまな化学反応を起こして、エネルギーを生み出しています)を、速やかに進める作用を持っています。
 
 その酵素の働きが、実は、体温に大きく左右されているのです。酵素がもっとも活性化する温度は36.5度。体温がそれ以下になって体が冷えると、酵素の働きが鈍り、生きていくためのエネルギーが不足してしまいます。さらには、重大な病気を引き起こすきっかけを作ってしてしまうかもしれない…、というわけです。

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