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 冷え取りをしたら、家族の和ができ、
    心も体も寒くなくなった

     
群馬県 I.Kさん(67歳)

 夏のある日、風呂上がりに涼んでいるうちに、網戸を開けたまま眠ってしまい、体じゅうにピリピリとした痛みを感じて目が覚めました。まるで全身が針に刺されたように、マヒしてしまい、スローモーションの映画のようにゆっくりとしか動けなくなりました。イモムシのようにはって布団までたどりつきました。
 かかりつけの医師に自律神経失調症だと診断されました。そのころは、夏だというのに冬のコートを着込んで外出しなければ寒くてたまりませんでしたし、冷房にあたると体がピリピリと痛むのです。友人と温泉に行き、43℃のお湯に入ったときも、ほかの人たちは熱がっているのに「ちょうどいい」と感じたほどでした。また、味覚障害が起き、半年ぐらいは何を食べても味がわからないような状態でした。
 思えばバスの運転手をしていたという職業柄、長年体を冷やしていたのでしょう。それが一気に表面に出たのかもしれません。体内から冷えを取り除くことに留意して、いろいろと試みてきましたが、芯から冷やしてしまった体の冷えは一朝一夕には取り除けないと覚悟し、少しずつ生活習慣を改善しながら気長に付き合っていこうと思っていました。

 友人に、この「冷え」からくると思われる体の異常について話したところ、「足湯器で足を温めてから気泡風呂に入ると楽になると思うから、うちに来てお風呂に入ったら?」とすすめてもらい、すぐに出かけていきました。用意してくれた足湯器で足を温めたあと、気泡風呂に入ると、体が芯から温まり、温泉で入浴しているような効果が得られることがわかりました。入浴後、「これが冷え取り健康法だよ」とその友人に教えてもらい、さっそく足湯器を使い始めることにしました。また、自宅の新築を機に気泡風呂を取り付けて、入浴剤の香りに包まれながら、一家で「悠湯自適」の生活を始めています。始めたばかりのころは、足湯を30分続けたあと、30分気泡風呂に入らないと汗が出なかったのが、今では足湯をしないでも気泡風呂に入って10分で汗が出るようになりました。どんどん健康になり、自分で自分の体をコントロールできるようになってきているような実感があります。
 健康補助食品も含め、総合的に冷え取りを始めてからは、体が温まることはもちろん、「家族の和」にも役立っているように思います。息子や孫たちも気泡風呂が大好きで、「気泡で遊べてお風呂が楽しい」「よく温まって湯冷めしない」と大好評です。私だけでなく家族も健康で喜んでくれるので、本当にうれしく思います。


コラム
【自律神経失調症と「冷え」について】

 非常に多岐にわたる症状が現れる自律神経失調症。自律神経には交感神経と副交感神経があり、その微妙なバランスで私たちの健康を保っています。しかし人間関係や精神的ストレス、冷えや過労、睡眠不足といった肉体的ストレスがかかると微妙なバランスに狂いが生じ、体の各器官に正しい指示がいかなくなってしまうのです。
 冷えを取るために入浴することは、同時に疲れた体と心をリラックスさせてくれるため、自律神経失調症には非常に効果的。また新陳代謝を高めるので全身の働きが大変スムーズになるのです。
 また、自律神経失調症の代表的な症状と言えば、下痢や便秘といった消化器疾患です。下痢も便秘は自律神経の乱れとともに、冷えと非常に密接な関係にあります。
 冷たいものをとるとおなかをこわすことがよくあります。特に小さい子どもにはおなかを冷やさないよう、十分な配慮がなされます。下痢は冷えた体内から余分なものを出すための体の防御反応なのです。体を温めることでこの防御反応を助け、症状を軽快させることが可能です。
 また便秘だからといって、冷たい飲み物をたくさんとるのも考え物。なぜなら便秘というのは体が冷えて、腸の働きがにぶるために起きてくる症状だからです。便秘になったときは温かい飲み物で腸に水分を与え、半身浴で冷えを取り除きましょう。
 頭痛や肩こりも、非常によくある症状です。体の冷えが原因で血液が滞るとそこに痛みが生じます。痛いところをもんだりほぐしたりすると痛みがやわらぐのは、刺激で血液が流れだすためです。
 頭痛の場合どうしても鎮痛剤にたよりがちですが、薬は体を冷やしますので体にとっては逆効果。例え一時的に症状がおさまったとしても、根本的な解決には決してなりません。薬を多用して冷えをためこみ、それが原因でさらに症状を悪化させるといった悪循環におちいる前に、最初の原因である冷えを取り除くことが何よりも大切なのです。


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