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NO.2
すべての現代人はアトピー予備軍
アトピーの主因は遺伝によるアレルギー体質だといわれこともありました。 しかし、両親ともアレルギーでない子どものアトピーも急増中で、なんと4人に1人がアトピーっ子だともいわれるほど。
現代ではむしろ「生活習慣・環境病」としての側面も大きいのではないでしょうか?
大人になってから発症する例も増えており、アトピーは決して他人事ではありません。
「アレルギーダム」に見るアトピー発症のメカニズム
原因も症状も千差万別なアトピー。さまざまな要因が絡み合うアトピー発症のメカニズムをアレルギーダム(下図)で確認しましょう。
今まで、アトピーに悩む人は、抵抗力(ダムの堤防)が特別に低く弱いと考えられてきました。しかし私たちを取り巻く環境は年々悪化し、アレルギーの原因(ダムの水)は増える一方。また、私たちの不健康なライフスタイルは、知らず知らずのうちに自ら堤防をもろくしています。このままの生活を続ければ遅かれ早かれアレルギーダムが崩壊してしまいます。

アトピーは冷えが進んだサイン
東洋医学では「病気の予防が最良の治療」と考えます。普段の暮らしの中で抵抗力や自然治癒力を養い、大きくなる前に病気の芽を摘み取るのです。また病気になった時もライフスタイルの中に潜む原因を探り当て、改善していくことで体自身が治していくように導きます。薬はその手助けにすぎません。
ですから、便利さや快適さばかりを追い求める私たちの生活は、多くの危険をはらんでいます。添加物たっぷりの食べ物やホルムアルデヒドを発生する建材、合成界面活性剤の入った洗剤や化粧品、毒性の強い殺虫剤や防虫剤などの化学物質…。季節が逆転するほどの冷暖房、携帯電話やパソコンなどの電気製品が発する電磁波に囲まれた暮らし…。
このようなライフスタイルで真っ先に危険を知らせてくれるのが、「冷え」。アトピーも冷えが進み、免疫機能が暴走したサインです。目に見える皮膚の症状だけを薬で抑え込もうとしても、モグラたたきのように繰り返し出てきます。いろいろな治療法を求めてさまよい、かえって悪化させてしまうことにもなりかねません。そうならないためには、ライフスタイルを全面的に見直し、冷えを起こさないような暮らしに切り替えて、体に備わった力を発揮させることが必要です。アトピーはやっかいな病気でたちどころに治る特別な治療法や薬はありません。地道に体の抵抗力を高めることこそが、アトピーを治す一番の近道なのです。
アトピーに良いはみんなに良い。毎日の生活の中で、アトピーを撃退!
- 油脂や肉はほどほどに、米・野菜が基本の和食にする。
- こまめに掃除や換気をして、ダニ・カビ・花粉など、家の中からアレルゲンを追い出す。
- 洗剤、化粧品、殺虫剤などを見直し、化学物質の少ない暮らしに切り替える。
- 冷え、過労、ストレスを上手に避けたり解消したりして、抵抗力や自然治癒力を落とさないようにする。
- 冷暖房はほどほどに、気候の変化に対応できる体作りをする。
- 信頼できる入浴剤やクリームで、季節にあったスキンケアをする。
- よく笑い、好きなことに没頭して、免疫力を高め、感染症を予防する。
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