2001年2月〜2002年9月掲載
   

 

 

 

すっかりと冷え込んできました。お風呂のありがたさが身にしみる季節。でも、風邪をひいてしまい、お風呂に入れないなんてときもあるでしょう。こういうときにこそ「足湯」。足湯には、単に足を温めるだけでない、とてもすぐれた効果があるということをご存じでしょうか?



 足ってそんなに大切なの?

 全身を流れる血液中には、栄養分や酸素などのほか、代謝によって産生された老廃物なども混じっています。これらは尿などによって排出されますが、血の循環が悪かったりして排出されないと血液中に残り、引力の関係で下、つまり足にたまります。
 足にたまった老廃物はやがて血行を阻害し、さまざまな病気の元となります。つまり、まず足を温めて血の循環をよくすることが、病気を予防するための、第一の手段であるということなのです。

 風邪のときだけでなく、足湯を習慣に!

 風邪をひいたときなど、お風呂に入れないときでも、足湯なら大丈夫です。42度ほどの、ちょっと熱めのお湯にふくらはぎから下をお湯につけて、約20分。血の流れの折り返し点である足を温めることによって、温かい血が全身を駆けめぐります。全身浴とほぼ同じ効果が得られるということです。気軽にできますから、風邪のときだけでなく、テレビや本を見ながらでも、「入浴」を楽しめます。
 バケツにお湯を入れて足湯をしてもいいですが、温度調節のできる足湯器もあります。そして、お湯はさら湯でなく、保温効果の高い入浴剤を入れれば、効果はさらにアップします。

 足湯は免疫機能をアップさせる

 足湯は全身浴と同じような効果が得られますから、もちろん体温は上昇しますが、ある実験で、免疫機能もアップさせることがわかりました。
 40〜41度で20分足湯をして、20分後に採血をして、血液の状態を調べました。すると、ガン細胞を殺す作用のある「NK細胞」の活性度が、10人中7人で増加したのです。足湯は体の免疫力をアップさせる力があるということなのです。
 足湯の効果をさらにアップさせるために、足湯のあとには足のマッサージを習慣にしましょう。足の裏には体の全神経が集中していて、そこをもみほぐすことによって、血液の循環はますます高まり、体の機能アップにつながります。
 また、血液をまた上に押し戻す働きがある、ふくらはぎも揉みほぐします。ふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれ、血圧にも関係してくる、大切な部分です。


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