2001年2月〜2002年9月掲載
   

 

 


 

 


汗をいっぱいかいて気分すっきり、のサウナ浴。大量の汗をかくことにより、皮膚、汗腺、皮脂腺から汚れや余分な脂肪が洗い流され、毛穴がすっきりしてくるという効果がありるのです。そのほかにもいろいろな利点があるサウナですが、注意をしなくてはいけないこともたくさんあります。今回はサウナの効果と注意点を検証してみましょう。

 血液の流れがスムーズになる

 サウナに入ると、温熱作用によって手足、皮膚などの末梢血管が広がって血行がよくなります。また、入浴後に冷水浴をすることによって、血管の拡張と収縮が繰り返され、自律神経が刺激を受けて、血管の柔軟性が鍛えられます。そのため、慢性のリウマチ性関節炎や、自律神経失調、更年期障害にも効果があるといわれています。

 しかし日本のサウナは熱すぎる

 日本のサウナは、だいたいが100℃前後の室温で、これはサウナの本場、北欧の80℃程度の室温に比べて、だいぶ高いものです。
 100℃以上のサウナは、健康な人にとっては交感神経を刺激し、眠気を吹き飛ばし、気分を高揚させる力があるのですが、急激な血圧の上昇や心拍数の増加のため、高齢者や心・循環器系疾患を持っている人には危険です。
 80℃以下なら、発汗量はあまり変わりませんが、副交感神経の働きが活発化するので、リラックスし、よく眠れるようになるのです。
 自分でサウナの温度を上げ下げするのは無理でしょうから、温度の低い下段に座るなどして工夫してみましょう。

 冷水浴は控えめに

 実は、日本人は冷水には生理的に弱く、10℃くらいの水温でも平気で海水浴をする西欧の人の真似は、しようと思っても出来ないものです。特に、動脈硬化や高血圧を抱えている40代以上の方には危険が伴います。
 ですから、冷水浴の水温は25〜30℃程度が適当。水温が低いなと感じたら、手先、足先に水をかけるだけでも十分効果があるものです。

 サウナダイエットは×

 サウナでは水分が蒸発するだけで、体脂肪は燃えません。ですから、サウナでやせたと思っても、入浴後に水分を補給したら、体重はすぐにもとに戻ります。では水分を補給しなければいいのか、と思うのはまちがい。水分摂取を怠ると、いわゆる脱水症状を起こし、血液ドロドロの状態になって、血栓ができやすくなってしまいます。

 

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