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まだ体力も不十分、免疫力もあまりついていない子どもにとって、お腹のトラブルは日常茶飯事。
しかし、あまり心配はしなくても、大人になったら体力もついて、問題はなくなるだろう……なんて思っているお父さん、お母さん。それは大きな間違いです。
大人になってからでは遅すぎるのです。子どものうちにお腹の調子を整えて、健康な腸をつくりあげておかないと、その先もずっと病気がちで苦労することになってしまうのです。
あなたのお子さんやお孫さんは、お腹の調子が原因の、さまざまなトラブルに悩まされていませんか。ぜひチェックしてみてください。
便秘・下痢はりっぱな病気
便秘は「老廃物や有害物質が長く腸内に停滞している状態」、下痢は「栄養素を吸収しきれずに排出してしまっている状態」です。決して安心はしていられません。とくに便秘の場合、停滞している老廃物が有害なガスを発生させて、肝臓に負担をかけたり、大腸ガンをはじめとする深刻な病気の元になってしまうこともあり、注意が必要なのです。
食生活と腸内環境
腸内にはおよそ100種類、100兆個もの細菌が住みついています。これらには、人間の体にとって良い働きをしてくれる、乳酸菌などの「善玉菌」、悪い影響をもたらすウェルシュ菌などの「悪玉菌」がいます。これらは、同じ種類ごとに集まり、それぞれの縄張りを作っています。まるで花畑のように見えることから「腸内フローラ(草むら、花畑の意)」と呼んでいます。この腸内フローラが善玉菌優勢な状態が、健康な状態といえるのです。
善玉菌は食物繊維とともに、腸の蠕動運動を助けてくれ、有害物質や発ガン物質の発生を防ぎ、免疫機能の活性化にも役立ちます。一方で悪玉菌は腸の蠕動運動を妨げ、脂肪分を栄養にして、有害物質をどんどん作り出してしまいます。脂肪分が多く、食物繊維の少ない欧米食に偏っていると、悪玉菌の力が増し、便秘や、さまざまな病気の元になってしまいます。
体臭・口臭は腸からのSOS
腸内フローラが悪玉菌優勢だと、腸内のたんぱく質やアミノ酸を腐敗させて有害物質を作ったり、アンモニア、インドール、スカトールなどの、有害で悪臭の元となるガスを発生させます。これが血管を通して口臭、体臭へと表れるのです。子どもの口臭、体臭が気になったら、腸内環境が悪化していると思った方がいいでしょう。
運動不足、そして遊び不足
子どもは遊ぶことが「仕事」です。子どものうちに体を十分動かして、たっぷり汗をかいておくと、骨や筋肉、そして汗腺の発達を促してくれます。
最近は、テレビゲームや学習塾などのため、運動不足の子どもが多く見られます。そういう子どもは平均体温が35度台というケースが多く、体の機能をスムーズに行うための「酵素」が上手く働いてくれません。ですから腸の働きも鈍り、体全体も活性化されず、やる気のない、だらだらとした子どもになってしまうのです。
アトピー性皮膚炎も腸内環境の悪化が原因?
アトピー性皮膚炎は、食べ物のアレルギー、ハウスダストやダニなど、原因はさまざまですが、実は腸内環境の悪化も、大きな原因のひとつだといわれています。
先ほどもふれた「悪玉菌」が発生させる有害なガスを、人間の体はなんとか排出させようとします。それが皮膚に表れたのがアトピー性皮膚炎だという説。また、悪玉菌が体内に侵入してアレルゲンとなっているという説。どちらにしても、腸内環境が整っていて、善玉菌が優勢な状態ならば避けられるはずです。
行き過ぎた清潔志向
O−157の影響で、抗菌グッズが大流行りです。しかし、毎年のように繰り返すO−157の被害。これはどうしてなのでしょう。実はこうした、行き過ぎた清潔志向が、かえって子どもの免疫力を弱め、ちょっとしたトラブルにも対応できない体にしてしまっているのです。
腸内環境の状態を良好にしておくことが、なによりも大切な防衛策です。腸内フローラが善玉菌優勢の腸内の場合、免疫機能は活性化され、仮に病原菌が体内に侵入してきても、その活動を抑え込むことができるのですが、悪玉菌が優勢だったり、また、むやみに抗生物質を飲むことによって腸内細菌まで殺してしまうと、それまで動きを封じ込まれていた大腸菌などが、一気に活動をはじめてしまうこともあるのです。
子どものお腹を救うのは「有胞子乳酸菌」だ!
大事なお子さんを健やかに、たくましく育てようとすることは、どなたも同じ願いだと思います。しかし、そのカギを握る「腸内環境を整える」ということの大切さを、重要視するかしないかで、健康に育つか育たないかの違いが出てしまうといっても過言ではありません。
健康になるための第一歩として、腸内環境を整え、腸内フローラを善玉菌優勢にしておくことが大切です。
そのためには、もちろん食生活、生活習慣の見直しは必要です。食物繊維をいっぱいに含んだ食品を積極的に食べる、過度の脂肪分、冷飲食は控える、運動する時間、遊ぶ時間を増やすなど、前ページまでに述べたことはもちろんですが、いちばん基本的な、そして重要な対策があります。
それは「腸内の善玉菌を増やす」ことです。
ただし、ヨーグルト、発酵食品など、善玉菌である乳酸菌を多く含んだ食品はありますが、それらをすすんで食べれば腸内環境は良くなるでしょうか。
残念ながら、それらの乳酸菌は胃酸や胆汁などに弱く、肝心の腸に届くまでにその大半が死んでしまいます。ヨーグルトなどを大量に食べれば、そのうちいくつかの乳酸菌は、無事に腸までたどり着くかもしれませんが、相当なカロリーを摂取したことになり、今度は肥満などの問題が出てきてしまいます。
そこで、ぜひお勧めしたいのが「有胞子乳酸菌」なのです。
有胞子とは、胞子という「殻」のことで、乳酸菌はこの殻に包まれ、胃酸や胆汁によって殺されることはありません。そして無事腸内に到着し、そこで殻を破って活動することができるのです。
腸内環境が善玉菌優勢になってくると、便秘・下痢などの症状はもちろん、肝機能の改善、免疫力の活性化、すなわち体全体の活性化に役立ってくれます。まず、便の色が赤ちゃんの便のように黄色に近づいてきたかが、腸内環境が改善されたかどうかをチェックするポイントです。
摂取した乳酸菌は、腸内環境を整えたら2〜3日後で体外に排出されてしまいます。ですから、ずっとお腹の調子を整えるためには、定期的に有胞子乳酸菌を摂取することをお勧めします。
さあ、子どものお腹を整え、元気でたくましくて、すくすくと育つ、本来の子どもの姿を取り戻しましょう!
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