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日本では厚生労働省の「健康日本21」という健康推進プロジェクトも始まり、予防医学が盛んになってきています。海外における、「健康」に関する意識や現状はどのようなものなのでしょうか? このページでは、健康に関する海外の情報をお届けします。
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前回は「自分の健康は自分で守る」という考えが中心のアメリカでは、予防医学が盛んだというお話をしました。中でも健康補助食品を摂ることは、ほとんど生活の一部になっているといっても過言ではありません。2,000年度の調査によると、その市場は167億ドルを超える、大きなものです。そして、その中でもトップはビタミン類。特に、いろいろな種類のビタミンをミックスしたマルチビタミンが人気です。こういった情報は、かなり高い金額によって提供されています。そのことからも、アメリカにおいて、栄養補助食品の業界が、大きなビジネスとなっていることが伺えます。
続いて人気があるのがハーブ類です。ハーブ類は作用が穏やかなのですが、ヨーロッパ
や日本では医薬品として扱われているものも健康補助食品として扱われているため、FDA(米国食品医薬品局)による、調査や規制も進められています。FDAのMEDWATCHというサイトでは、薬品や健康補助食品の、安全に関する情報を消費者に提供しています。
アメリカ人の生活に深く入り込んでいる栄養補助食品。これらは1994年に制定されたDSHEA=Dietary Supplement Health and Education
Act(栄養補助食品健康教育法)によって管理されています。この法律の目的のひとつに「アメリカ国民の健康維持と改善が、政府にとって最優先の課題である」というものがあります。健康補助食品について正しく学び、有効に利用していくことが、医療コスト削減につながるといった考え方が根本にあるわけです。そして、この法律が「教育法」とうたわれているように、「健康に関する教育を普及しよう」ということが大きなテーマとして、掲げられました。
この法律により、ビタミン、ミネラル、ハーブ類といった健康補助食品は、医薬品と食品の中間に位置付けられ、症状に関する効果をはっきりと記すことができるようになりました。
また、この法律制定後に設立したODS=Office of Dietary Supplement(栄養補助食品室) では、生活習慣病の予防や、健康補助食品に関する研究、調査を進めるほか、会議やワークショップなどを企画・運営しています。ODSのサイトでは、健康補助食品に関するデータや、ビタミン、ミネラルに関する知識や情報を提供しています。NIH(米国国立健康研究所)やNIH
clinical center(クリニカルセンター)ともリンクして、病気の症状別の情報などを提供しているので、すぐに病院に行かなくても、ある程度の情報は自分でつかむことができるのです。

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