内容紹介

本書は2部構成になっています。前半が著者の体験談です。乳がんの発覚から手術、抗がん剤治療、リハビリ、ホルモン療法といった治療全般に関すること。また、治療のことだけではなく、たとえば気になる治療費は一体いくらかかるのかといったこと、髪の毛やウィッグのこと、仕事は続けられるのか、告知のこと(医者からの告知を聞いた状況、家族や周囲に伝え方)、がん保険こと、治療中の子育てのこと、はたまた術後も温泉に行くにはどうしたらいいか……などといった、生活に関するさまざまな疑問や問題について、明るく、ときにユーモラスに語っています。

本書の後半部分では、約120名ものさまざまなタイプやステージ、治療内容を選択した闘病仲間たちの治療・生活に関する“本音”を、円グラフやコメントで紹介しています。

これを読むと、ひとくちに「乳がん」といってもその種類や治療法などは千差万別であることがよくわかります。また、医療関係者にはわからない、患者ならではの「気づき」や「思い」がふんだんに盛り込まれているのが本書の特徴です。

こうしたさまざまな事例を掲載することで、乳がんと診断されたばかりで「これからどうしたらよいかわからない」と困っている方の助けになってほしい、抱えている不安を少しでも解消してもらえたら――そんな願いが込められています。

ぜひ本書を読んで、病気に立ち向かう勇気や元気をもらってください。



著者紹介



豊増さくら

1971年生まれ。本業は中小企業診断士(二児の母)。乳がん患者会bambi*組初代組長。40歳の誕生日直後に乳がん発覚。「浸潤性乳管がん、ステージⅡb、グレード2、ホルモン陽性(HER2陰性)」というよくあるタイプの乳がんであることから、「自分の治療体験が他の人の役にたつのでは?」とブログを始め、その縁で多くの仲間に恵まれ、乳がん患者会bambi*組を立ち上げる。手術、術後抗がん剤治療を経て現在元気にホルモン療法中。
著者ブログ: http://bambi1971.blog.fc2.com/