連載コラム ひえとりくん
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日本食が1番
魚を摂取して、睡眠7時間が健康の秘けつ

   

 最近、食生活と睡眠についてのユニークな研究結果が発表されました。
 京都女子大学の中村保幸教授らの調べによると、魚の摂取頻度を5段階に分けて死亡率などを解析した結果、男性の場合、魚を週1回未満と「ごくまれにしか食べない人」の相対危険度を1とすると、「週に1〜2回」は、0.78、「2日に1回」は、0.7、「1日1回」は0.75、「1日2回以上」は0.67という結果になりました。魚を食べる頻度が高い人のほうが、危険度が低い傾向があることがわかったのです。ちなみに女性では死亡率が低いため、明確な差はありませんでした。
 また、心筋梗塞や脳硬塞の死亡率もほぼ低くなっていることも判明しました。

 このような結果の背景には、魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)という不飽和脂肪酸が、心筋梗塞や脳硬塞などの原因である動脈硬化の促進を予防するためだと考えられています。
 日本人は昔から魚を食べる習慣がありましたが、近年ではその習慣も廃れつつあります。もういちど、栄養成分豊富な魚のよさを思い出してみる必要があるようです。

 そしてもうひとつ、名古屋大学の玉腰暁子助教授らが睡眠時間と10年間の死亡率を比べた研究では、男性の「場合睡眠時間が7時間」を1とすると、「6時間」では1.09、「5時間」は1.16、「4時間以下」は1.62、「8時間」が1.11、「9時間」が1.26、「10時間以上」1.73と、7時間から離れるほど死亡率がアップすることが判明し、女性もほぼ同様の結果になりました。

 睡眠不足も寝過ぎも、どちらも死亡率を高めるという結果になったのですが、まだこのふたつの因果関係についての研究は始まったばかり。玉腰助教授も、「睡眠時間をなんとしても7時間に近付けなければ、と考える必要はありません」とのこと。ただし、アメリカでも同じような研究結果が発表されているようなので、「睡眠は7時間」が望ましいようですね。

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