連載コラム ヒエトリくん
健康的な出産と育児がわかる


「噛まない」子どもは視力も落ちる

   


 最近の子どもに増えているという、気になる症状があります。あなたのお子さんは大丈夫ですか?
 視力の弱い子どもが増えています。文部科学省が発表した平成15年度の学校保健統計調査によると、6割の高校生の視力が1.0未満であることがわかり、特に低下の著しい幼稚園児にいたっては、1.0未満の子どもが全体の25パーセントにもなり、これは10年前よりも5ポイントも増加しているというのです。

 この原因には、テレビゲームや遠くを見ることが少なくなったなどいろいろ考えられますが、「硬いものを食べなくなったために咬合力(噛む力)が低下し、顔の咬筋が弱くなり視力に影響が出る」のだと、神戸山手大学の島田彰夫教授は分析しています。

 「離乳食」が出回り、幼児期から硬いものを食べる習慣がなくなっている現代の子どもたち。そのためにあごが細くなってきた、唾液の分泌量が減ってきたということは知られていますが、視力にも影響が出るとは驚きですね。子どもには、成長のためにもバランスよい食事を与えることが必要だということです。

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