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![]() デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。 |
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◆ デトックスとスパ・リゾートの深い関係 私が初めてデトックスという言葉を聞いたのは、90年代後半のロンドンでした。アロマセラピーという言葉が日本でも知られるようになってきた頃です。 ロンドンの本屋さんで見たデトックス本には、デトックスの必要性やノウハウがたくさん書かれていたのですが、実際にデトックスという言葉を気に留めるようになったのは、各国のスパ施設を数多く取材するようになってから。どのスパにも、デトックス効果をうたったトリートメント・メニューを必ずといっていいほど取り入れていたのがとても印象的でした。 90年代は、アジアン・リゾートが台頭し始めた時期にも重なります。欧米人の間でスパ・ブームが巻き起こり、そのブームは2000年以降、日本にもやってきます。すでにアロマセラピー、リフレクソロジーという言葉も普通に使われるようになった日本。アジアン・リゾート特集を組む女性誌が増え、バリやタイなどの高級リゾートでは、スパを利用する日本女性が増え始めます。 ◆ ヨーロッパのスパからアジアン・スパへ 以前から、ヨーロッパの温泉王国、ハンガリーやドイツ、イタリアのスパ施設に行っていた私は、ヨーロッパ人の健康観、美容観に大きな関心をもっていたのですが、タイでの取材でアジアン・リゾートの魅力に開眼。また、バリ、上海や香港、ソウル、台北でも、西洋の技術やシステムを取り入れた、その土地独自の癒しの方法を、各地のスパ施設などでたくさん見せてもらいました。 そこで、ヨーロッパのスパとは違うレベルの高いスパ文化がアジアのスパにすでに確立されていることを実感!先を越された〜と思っていたら、近年、日本でもアジアのスパ・スタイルを取り入れた施設が続々オープン。日本でもスパは女性の間ではだいぶ身近な存在になってきています。アジアン・スパは、日本だけでなく、世界のスパ文化に大きな影響を与えていると思います。 ヨーロッパで1ヵ月近くを保養地で過ごすヨーロッパ人を見ながら、「日本人がヨーロッパで数週間を過ごすのはちょっと難しいな〜」と感じていた矢先、日本からそれほど遠くないアジアに、リッチな気分になれて、リラックスできる環境があることは嬉しい発見でもありました。数週間は無理でも、休暇の4〜5日間をリラックスできるリゾートで過ごして体と心をメンテナンスすることは、ストレスの多い現代人にとっては必要な時間なのではないでしょうか。 デトックス=スパではありませんが、コンピュータや携帯電話、冷房、大気汚染など、さまざまなストレスのある日常生活から離れるリゾートでの休暇は、一番簡単なデトックスかも、と思う今日この頃です。さて、いよいよ次回からデトックスの旅をお届けします。
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