世界デトックス紀行
デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。
 

   

第28回 スリランカ・アーユルヴェーダ紀行 PART-1
いざスリランカへ!

◆ めちゃくちゃな生活を見直すには旅が一番!

桜も咲き、春爛漫の4月となりました。デトックスするには春先の2〜3月がベストだということ、ご存知でしょうか?かくいう私ですが、以前イギリス人が書いたセルフ・デトックスの本『体内毒出し30日プログラム』(翻訳は祥伝社出ています)を読み、家でできるセルフ・デトックスに挑戦しようとしたものの、あまりに制約(というより、やることが多すぎ!)が多くトライする前に挫折。本を読んだだけで終わってしまった苦い経験があります。言い訳めいてしまいますが、通常の生活をしながらのデトックスはかなり困難なのです。

まるごと生活を変えられる旅先ならデトックスも可能だな〜と思っていたものの、去年までの私の生活は1週間以上の休暇すらとれない状況。昼夜逆転というより、昼夜ぶっ通しで原稿を書き続け、編集作業をする生活が続き、生活時間はめちゃくちゃ。今年に入って日曜日に休めるようになり、ひとまず一息つけたとはいえ、去年後半の約半年にわたる缶詰状態で心身ともに疲れ果てていました。

そこで2年半ぶりに10日間の休暇をとることを決断。「とにかく休みたい!」「暖かい南の島へ行きたい!」と思いながら絞りに絞って2つのデスティネーション、タイとスリランカをチョイス。最終的に、世界のセレブが注目するタイのヘルス・リゾート「チバソム」へ行くか、本格的なアーユルヴェーダ体験ができるスリランカのアーユルヴェーダ・リゾート「バーベリン・アーユルヴェーダ・リゾート(以下バーベリン)」へ行くか、最後まで悩んだあげく、一度も足を踏み入れたことのない国スリランカを選ぶことにしました。

スリランカを選んだ理由は3つあります。

  • タイは何度も行っている国でなじみがあり、スリランカは初めての国だったため。
  • 6〜7年前からアーユルヴェーダに興味があったものの、体験できずにいたため。
  • 健康をコンセプトにした施設を備えたリゾートライフに興味があったため。

さらに、この時期に行くことになったのは、偶然にも今年の新年会でバーベリン・リゾートのことを話したところ、弟のお嫁さんの妹貴子ちゃんが、バーベリン・リゾートのことを知っていて、「私も一度本格的なアーユルヴェーダを体験したい」ということで意気投合したためです。貴子ちゃんは大学卒業後6年ちょっと会社勤めをした後、管理栄養士の資格を取るべく学生に戻って勉強中の身。3月は春休みということで学生にとっては旅に出るにはベストな時期。スリランカも乾季ですので、季節的にもベストでした。

◆ 観光知識はほとんどゼロ。白紙状態で行ったスリランカ

私自身はスリランカへは以前から行きたかったものの、北東部での紛争が続いていることもあり、最後まで行くことを決断できずにいました。外務省の安全情報をチェックすると、北部、東部は渡航禁止令が出ていますし、それ以外の地域へは「十分注意するように」という注意喚起が出ています。

そうは思いつつも、行きたい気持ちがあるだけに、バーベリンのスタッフと直接やりとりを始め、コロンボの空港までホテルのスタッフが責任をもって送迎してくれること、リゾートのある西部ではテロなどが起こっていないことなどを確認。あとは自己責任だな〜と思いつつ、出発の約2週間前を切った時点で、バタバタと準備を始めた次第です。

まずは飛行機を予約するのが先決と、ヤフーサイトでコロンボへの格安チケットを検索。値段の安い順に出てくるこのサイトで、まず値段のアベレージをチェックした後、航空会社ごとに値段をチェック。週3便飛んでいるスリランカ航空には週1回直行便があり、約9時間でコロンボへ着けますが、何かあったとき、毎日飛んでいるシンガポール航空を使うほうが何かといいかと思い、マイレージの関係もあってシンガポール航空に決めました。キャセイ航空は2度乗り換えがあり、マレーシア航空も週3便でした。

◆ 日本語サイトも充実のバーベリン・アーユルヴェーダ・リゾート

バーベリンの方は、日本語サイトから申し込んでみました。日本人担当の日本人の方とメールのやりとりをしたのですが、後にわかったのは、その方はバンコクにいるという事実。リゾートの方には、日本語堪能なスリランカ人のデイビッドさんが日本人のお世話をしてくれます。

現在、スリランカに2軒リゾートをもつバーベリンですが、私たちは、初めてのスリランカということもあり、コロンボに近いベルワラの「バーベリン・リーフ・アーユルヴェーダ・リゾート」の方に決めました。「バーベリン・ビーチ・アーユルヴェーダ・リゾート」の方は2003年2月オープンの新しい施設で、よりエレガントでデラックス、海水プールもあり、なかなか魅力的ではあったのですが、コロンボの空港から約5時間という距離がとにかくネック。ヨーロッパ人のように長逗留できるなら距離は気にしませんが、8泊の私たちにはコロンボ往復10時間はちょっともったいない気がしたのです。

ベルワラは、スリランカ南西部の黄金海岸の一つ。コロンボのバーンダーラナーヤカ国際空港から約2時間の距離にあります。仕事だと綿密に調べていく私ですが、今回はアーユルヴェーダ体験だけのために行くということで、スリランカに対する観光知識はゼロ。前日に『地球の歩き方スリランカ』を買ったくらいで、中身もろくろく読まずに出発してしまいました。

次回から、スリランカでのアーユルヴェーダ体験をさまざまな側面からご紹介していきたいと思います。バーベリンでの究極のデトックスライフ、お楽しみに!

バーベリン・リーフ・アーユルヴェーダ・リゾート
Barberyn Reef Ayurveda Resort

住所 : Beruwara , SriLanka
TEL : +94-34-76036、76134、76173
FAX : +94-34-7603
URL : http://www.barberyn.com (英語)
URL : http://www.barberynresorts.com/japan/index.htm (日本語)

 

 



バーベリン・リーフ・アーユルヴェーダ・リゾートのレセプション



リゾート内の建物。左側のオレンジ色の建物が客室。右側の白い建物がヘルスセンターです



日本人担当のデイビッドさん



1週間に一度行われるフード・デモンストレーション



リゾートの目の前は海。海水浴をするなら朝10時までがベストと言われました



ベルワラと隣町アルトゥガマの間にある仏教寺院。どことなくイスラム教やキリスト教の影響を受けている感じがします

第20回 以前のコラムはこちらから
第21回 ソウル・デトックス紀行 PART-2 韓方エステで韓方美容の極意を体験
第22回 ソウル・デトックス紀行 PART-3 韓国の伝統式サウナ 汗蒸幕
第23回 ソウル・デトックス紀行 PART-4 ソウルっ子御用達の汗蒸幕
第24回 ソウル・デトックス紀行 PART-5 精進料理の老舗「山村」
第25回 ソウル・デトックス紀行 PART-6 韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』と宮廷料理
第26回 ソウル・デトックス紀行 PART-7 京東市場の韓方医院へ行く!PART(1)
第27回 ソウル・デトックス紀行 PART-8 京東市場の韓方医院へ行く!PART(2)
第28回 スリランカ・アーユルヴェーダ紀行 PART-1 いざスリランカへ!
第29回 スリランカ・アーユルヴェーダ紀行 PART-2 バーベリン・リーフ・アーユルヴェーダ・リゾートへ到着
第30回 スリランカ・アーユルヴェーダ紀行 PART-3 ついにアーユルヴェーダ・トリートンメントを体験!
≫最新号
  ≫HOME

Copyright (C) KENKO JOURNAL , Inc & KITANI TOMOKO All RightReserved