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![]() デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。 |
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◆ ハーブ・オイルで作った手作り大型脱脂綿パックを患部に塗布 マッサージを終えると全身オイルまみれ。でも嫌なべとついた感じはまったくなく、体はとっても気持ちいい状態です。全身がほぐれたせいなのかもしれませんが、カラダがとにかく軽い!私の場合は、ヘッド・マッサージが一番効いたような気がします。 再びえんじ色の布をセラピストに巻いてもらうと、「次はここよ!」というポーズで、セラピストが私の手をひいて、戸外のハーブ・ガーデンに連れて行ってくれました。 10台ほどの木製の簡易ベッドには、緑やオレンジ色の大きなパックをしたペイシェント(患者)たちが横になって休んでいます。 この手作り大型脱脂綿パックは、患者の症状によって使い分けられているのが大きな特徴。担当セラピストの女の子に聞いても細かい効能はわからなかったのですが、カルテに沿った治療が行われているのは確かのようでした。 というのも、私の場合、慢性肩凝りと背中の凝り、足のむくみ、頭痛、子宮筋腫といった症状を伝えていましたが、パックされた箇所がずばりその位置だったからです。 初日は、両肩と背中、お腹、さらに足に大きな脱脂綿が貼られました。この脱脂綿パックは、ハーブかフルーツをすりおろした液体オイルを大きな脱脂綿に含ませて作ります。私の場合は、背中と両肩にはオレンジ色のオイル、むくみを訴えた両足には黒のゴマ粒をすりつぶしたようなパックを広範囲にのせ、お腹にはグリーンのオイルパックが貼られていました。 さらに額に頭痛防止のパック、顔にはアロエベラが塗られ、最後に目にキュウリパックを置かれて終了です。ここで、パックをしながら休息をとるのですが、時間としては20〜30分くらい。ただこのベッドに横になると、なぜか急に眠気が起こるのです。このパックの時間は、鍼の時間とともに、私の熟睡タイムとなっていました。 このパックですが、8日間のトリートメント期間中、日によって、貼られる位置が肩から腰に変わったり、顔中に塗られたアロエベラが最後の2日間だけサンダルウッドに変わるなど、若干ですが変化もありました。連れの貴子ちゃんは、パックの数があまりに少ないことに不満を感じたらしく、「両足のむくみ改善のためのパックをお願いします!」とドクター・ワサナに直訴。不調なところが少ない貴子ちゃんには、特にドクターからの指示がなかったからなのだと思いますが、その日から貴子ちゃんの両足には私と同じむくみ防止用パックが貼られていました。 鍼、オイル・マッサージ、ハーブ・パックとも、全てドクターの指示で行われているため、変更したい場合や新たな症状がある場合は、ドクターにすぐ言った方がいいと思います。患者の症状を見ながら微妙に変えてくれる臨機応変な対応がバーベリンの魅力でもありますので、日本人的な遠慮はここでは禁物ですね。 ◆ リゾート内の天然ハーブを使った パックが終わると、セラピストの女の子が私に細いひもとオレンジ色のハーブ・スクラブを手渡し、シャワーを浴びるように言いました。このオレンジ色のスクラブは、シャワーの際に使う石鹸の代わり。ひもは、ハーブ・バスを受ける人の目印なのだそうです。 私は、マッサージ・オイルとパックでベトベトになったカラダに、オレンジ色のハーブ・スクラブをすりこんだ後、シャワーで流し、ヘッド・マッサージでオイルまみれになった頭だけにシャンプーを使いました。 奥のバスルームでは2人の女性がハーブ・バスを担当しており、手桶を使ってハーブのお湯を何度も何度もカラダにかけてくれます。日本だったら、自動で行われるだろうハーブ・バスも、このバーベリンでは全て手仕事。丁寧に何度もお湯をかけてくれることで、リラックス感も高まります。 このハーブ・バスが終わると、1日のトリートメントは全て終了!オイル・マッサージをスタートしてから終了するまでは約1時間45分といったところでしょうか。 初日はスタートが遅かった上、部屋の引越しなどバタバタしてランチタイムが終わる午後2時にも遅れたものの、午後3時半出発の小旅行(ブリーフ・ガーデンと呼ばれている昔のお金持ちの邸宅の見学)にも参加。のんびりとはいかないアーユルヴェーダ体験の幕開けとなりました。 次回は、アーウルヴェーダのもう一つの治療である「ハーブ薬の話」をご紹介したいと思います。
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