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![]() デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。 |
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◆ 体質を3つに分けているアーユルヴェーダ 施術7日目。帰国前日にいよいよ楽しみにしていたドーシャ・チェックの日がやってきました。 アーユルヴェーダの世界だけでなく、中国の漢方では、実証、虚証、中間証と体質を3つに分けていますし、韓国の韓方では、四象(シサン)体質といって、人を「太陰人」、「少陰人」、「太陽人」、「少陽人」の4つの体質に分けています。体質をカラダだけでなく、精神面でも分けているところが面白いですよね。こうなると、なかなか1つの体質には絞れず、体質が2つの体質にまたがっていることもよくあります。 この韓国型の体質診断にとても近いと感じたのが、アーユルヴェーダのドーシャ・チェック(体質診断)です。 アーユルヴェーダでは、体質を「ヴァータ」、「ピッタ」、「カファ」の3つに分けています。ドーシャとはサンスクリット語で、ヴァータは栄養素を運んだり毒素を排出したりする機能、ピッタは新陳代謝を整えて栄養素をエネルギーに変える機能、カファは細胞を作り免疫力をつける機能を担っています。 この3つのドーシャのバランスがとれていれば健康というわけで、このドーシャ・バランスが崩れるとカラダの調子が悪くなり病気になったりします。アーユルヴェーダでは、このバランスを整えることで、病気にならないカラダを作り、免疫力を高めて健康な体を維持できるように悪い箇所を改善していきますが、ヴァータの機能が強い人をヴァータ、ピッタの機能が強い人をピッタ、カファの機能が強い人をカファと分けているのです。 ◆ 3つのドーシャの特徴 朝9時にドクター・ワサナのところに行くと、ドクターから細かい質問をたくさんされました。質問は全部で46項目。このとき、脈もとられました。アーユルヴェーダでは3本指で脈をとるのが特徴です。 結論ですが、私のドーシャは「ピッタ&ヴァータ」でした。ヴァータが17、ピッタが25、カファが4。貴子ちゃんは「ピッタ」ですが、「ピッタ&カファ」に近い「ピッタ」でした。 2人とも食べてはいけない食べ物や生活習慣リストをもらったものの、日本ではなかなかその通りには生活できないことばかり。私の場合は、避けたいことのリストに、強い運動、ハードな仕事、長時間の旅行、夜に風呂に入ること、睡眠不足などがあり、どれも仕事的に難しいものばかり。特にハードワークと長時間の旅は仕事を辞めるしかないので、う〜むと唸ってしまいました。 避けたい食べ物の細かいリストも渡されたのですが、私の場合、生野菜よりも温野菜の方がよさそう。ただ、毎日食べていたトマトやグリーンサラダ、キュウリやブロッコリー、さらにほうれん草がNGというのは少々ショックでした。ご飯も白米よりもブラウンライスがよいみたいです。そのほか、フルーツやスパイス(調味料)、肉、オイル、ナッツ類、ミルクやバターなどにも細かい指示があったのですが、とても守れるものではありませんでした。いろいろな食べ物がある日本では、時々思い出して気をつけようというのが関の山という気がします。 以下、3つのドーシャの特徴を簡単に書いておきますのでご参考までに。 【ピッタの主な体質】
【ヴァータの主な体質】
【カファの主な体質】
※ アーユルヴェーダの体質診断に関しては、岩瀬幸代著『緑の島スリランカのアーユルヴェーダ』(晶文社)を参考にさせていただきました。 次回は、『スリランカ・アーユルヴェーダ紀行』の最終回。小旅行やヨガ・レッスン、料理のデモンストレーションなど、バーベリン・リゾート内で行われているさまざまなプログラムについてご紹介します。
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