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![]() デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。 |
![]() PHOTO:(株)タラソシステムジャパン PHOTO:木谷朋子 |
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◆ アジアン・リゾートから広まったスパキュイジーヌ 欧米諸国やアジアン・リゾートから始まった全世界的なスパブームの到来で、日本でも「スパ」という名前はすでに認知され始めています。しかし、「スパキュイジーヌ」という言葉については、まだまだ一般には浸透していないように感じます。また、今でもすべてのスパにスパキュイジーヌがあるわけではありませんので、スパを予約する際に聞いておくとよいと思います。 簡単に説明すると、「スパキュイジーヌ」とはスパで出す食事のことです。ヘルシーメニューを中心に、カラダに良い食材が選ばれているのが特徴。以前ご紹介したスリランカのアーユルヴェーダ・リゾート(バーベリンリゾート)(第28回〜第35回)では1日3回食事が出ていましたが、出てくる食事はまさに究極のスパキュイジーヌでした。多種類の野菜とフルーツ中心のメニューに肉と魚は少々。砂糖などは極力使わないヘルシーメニューが中心で、味もおいしく、いわゆるスリランカ料理とはまったく違うものでした。リゾート内のレストランには栄養士の女性が食事の時間に常駐し、その人の体調にあった食事を教えてくれるなど、食がいかに人間の健康に直結するものであるかを感じさせてくれる施設でした。 さて、かくいう私が「スパキュイジーヌ」の存在を知ったのは、今から7〜8年前のこと。タイの高級スパで紹介されて以来興味を持ち、その後プライベートで出かけたプーケット島のお気に入りスパで、施術の後に出していただいたヘルシーメニューに目が釘付けになったのがそもそもの始まりです。 バンコクで大量に購入したスパ関係の本の中にも、スパの紹介とともに、スパキュイジーヌやそのレシピなどが紹介されており、「スパで食事を出すことが今後はトレンドになる!」と思って楽しみにしていました。 ◆ 美しさと健康は内側から整える! 実際、21世紀に入り、美容界では「内外美容」という名のもと、「美しさは内側から整える」、「健康であることが美しくあることを支える」といった考えが主流となりつつあります。いくら高級クリームや美容液を毎日使っていても、たとえプチ整形をしても、朝食を抜いたり、ジャンクフードやお菓子を食べてばかりいたら、決して美しさを保つことはできません。美しくなりたいならまずは健康的な生活をすること。不規則な生活をすることもNG。適度な運動とカラダに良い食事を適量とり、適切な休息をとることが健康、すなわち美容には不可欠だといわれています。世界的な一流モデルの人たちが、生活習慣と運動、食事に気をつけているのは当然ともいえますね。 もちろんスピーディな現代社会で暮らす私たちが、運動、食事、休息(睡眠)のすべてを完璧にはできないかもしれませんが、食の大切さは現在「食育」という流れにもつながっていますので、スパキュイジーヌもその一環と私はとらえています。 そういった流れもあり、「テルムマラン ヨコハマ ベイ」にスパキュイジーヌが登場したと聞き、「どんな料理が出るのだろう」と思って注目していました。 広報の渡邉さんによると、勝浦の「テルムマラン パシフィーク」では、地元の新鮮な食材を極力使うというコンセプト、「テルムマラン ヨコハマ ベイ」ではマクロビオティックをコンセプトにメニュー作りが行われているそうです。 もともと横浜港を見渡せる館内のカフェでは、1年前のオープン当初は、オーガニッククッキーとドリンクといったおやつ程度の食事しか出していなかったそうです。ところが、温海水プール「アクアトニック」に入ると、新陳代謝が急激に促され、全身の血行も非常に良くなる上、運動効果が高いこともあって、おなかがとてもすきます。食事を出して欲しいというリクエストが利用者から多かったため、2007年6月に、素材にこだわった安心な食材のみを使用するヘルス・コンシャス(健康を意識した)なスタイルのメニューを作り上げたということです。 このマクロビオティック・メニューを作成した岩邊さんにその詳細について伺ったところ、現在は「洋風プレート」と「和風プレート」の2種類のメニューを用意し、食材には肉類や乳製品、砂糖や添加物を一切使用せず、有機野菜や玄米、天然酵母のパンなど、心と身体にやさしい食材だけを利用しているとのことでした。以下はメニューの詳細です。取材では洋風プレートをいただきましたので、赤字で書かれているのは私の感想です。 ●洋風プレート(¥735)
(2)オーガニックサラダ
(3)オーガニックケーキ
(4)コンフィチュール
● 和風プレート(¥735) このほか、プチスイーツ3種セットやガレット・パレットなど、カフェメニューもあります。カフェではバスローブを着たままで食事が楽しめますし、ドリンクは無料(一部有機フレッシュジュースなどは有料)。ハーブティーやデザートなど、身体に優しいメニューが揃っています。次回は「和風プレート」も食べてみたいのですが、テルムマランオリジナルパンの美味しさを今もって忘れられない私としては、迷うところ。スパキュイジーヌと銘打ったテルムマランオリジナルのマクロビオティック・メニュー、ぜひ一度食べてみてください。 次回は、今回ご紹介した「マクロビオティック」のことをもう少し詳しくご紹介したいと思います。【2007年10月4日】
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