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![]() デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。 |
![]() PHOTOS:木谷朋子、シュウサンクチュアリ |
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◆ 美容界の大御所シュウ ウエムラ(植村秀)氏が作った美の聖域 今年3月30日にオープンした「東京ミッドタウン」。あまり国内取材をしないため、すっかり東京都内の新スポットに疎くなってしまうことが多い私ですが、東京ミッドタウンに関してはオープン後2週目に訪れる機会があり、さらっとお店をチェック。そのときに一番気になったのがガレリア2Fにある「シュウサンクチュアリ(『シュウの聖域』の意味)」でした。 何しろ「シュウサンクチュアリ」のあるコーナーだけ真っ白!インパクトのあるまっすぐな廊下と真っ白な空間を見て、友人の中には、「ちょっと近寄りがたい雰囲気」と言う人もいましたが、私自身は「いったい何があるのだろう?」と思わせる作り手のこだわりを強く感じ、見た瞬間から好奇心が頭をもたげていました。 実をいえば、今回取材した『モロッコ式ハマム』のある女性用グルーミングサロン「ヴォートル イストワール シュウ ウエムラ」よりも、最初は男性用グルーミングサロン「ザ・リファイナリー・ロンドン」の存在にまず目が留まっていた私。 それは、たぶん私が東京よりロンドンのショップやレストラン、ホテルを数多く取材しているから。「ザ・リファイナリー・ロンドン」に関しても、メイフェア(ロンドンの高級街)のブルック・ストリートで見かけた記憶があったからなのです。 そんなわけで、「ザ・リファイナリー・ロンドン」を見たときはちょっと目が釘付けに。「日本にロンドン発の男性用グルーミングサロンができるとは・・・」と、ちょっと感慨深い思いに打たれました。ちなみにこの男性用グルーミングサロンですが、簡単に言うと男性用エステの高級サロン版です。ヘアカットやシェービング、ネイルケア、全身トリートメントが受けられる総合エステティックサロンのことですね。今回は取材しなかったので、詳細をご紹介できないのはちょっと残念!ロンドンではシティに勤めるエグゼクティブや貴族などのいわゆるセレブリティ、そして俳優など、芸能関係の男性たちが通っているということでしたが、日本ではどうなのでしょう。 ◆ 外見の美しさだけでなく、 今回、久々に国内の健康&美容スポットを紹介しようと、だいぶリサーチをかけました。というのも、バンコク、香港、上海、ソウル、シンガポールといったアジアの大都市に負けない「特徴のある健康&美容の最先端スポット」を取り上げたかったからです。リサーチの結果、「サンクチュアリ」のこだわりや内容のオリジナリティをぜひ紹介しておきたいと思い、編集担当のKさんと相談し、取材をすることになったというわけです。 フロア内は、 の9つの要素から構成されています。 シュウサンクチュアリのコンセプトの3本柱は、ビューティ、ヘルス&カルチャー。外見の美しさを追求するだけでなく、健康維持や心身のストレスを解消できるようなプログラムを備え、総合的な健康と美を目指しているところが大きな特徴。お客様にさまざまな健康と美容情報を提供するというスタンスや、パーソナルなケアを重視するというコンセプトは、たぶん今後他のサロンも追随するとは思いますが・・・・。 ◆ 他ではやっていない一流の施設を作りたい 今回取材した「ヴォートル イストワール シュウ ウエムラ」になぜモロッコ式ハマムを導入したのかをアシスタント・マネージャーの蛯名さんに伺ったところ、「他ではやっていないものを作りたい」というシュウ ウエムラ氏の強い思いがあったためとおっしゃっておられました。 最初は今流行しているモノの導入も考えたそうですが、他の人がやっていないもので高級感のある新しい施設を導入したいと思ったそうです。そこで、考えられたのが世界のスパで注目されている「モロッコ式ハマム(スチームバス)」でした。 私自身はアジアではまだモロッコ式ハマムを導入したスパを見ていませんが、ハマムは、モロッコと文化的にもつながりが深いフランスの美容界に大きな影響を与えています。フランスでは積極的に導入されているのかもしれませんね。 実は、トルコのハマムは体験済みですが、モロッコではハマム体験のない私。ハマムの雰囲気については、イギリス・ハロゲイトに残っているターキッシュ・バスのことを世界デトックス紀行(第41回、第42回)で書いていますので、そちらをご覧ください。カラダを段階的に温め、水をこまめに飲みながら汗を出し、アカスリを行う方法は、ターキッシュバス(トルコ式ハマム)や、お隣韓国の汗蒸幕(ハンジュンマク)(第22回)ともかなり似ています。とはいえ、「ヴォートル イストワール シュウ ウエムラ」のハマムは、そういった公衆ハマムとは違う「より洗練された都会的な高級版ハマム」です。 ◆ チェコガラスで作られたオリジナリティあふれるエキゾチックなハマム モロッコ式ということで、インテリアにも伝統的なイスラム建築を取り入れているのかな〜と思っていたのですが、東京というアーバンライフを意識して、洗練されたものを作ったとのこと。ここでもいい意味で予想を裏切られました。 伝統的なハマムのデザイン(イスラム建築様式)をあえて使わず、チェコ製のガラスを使ってハマム独特のエキゾチックな空間を表現。デザインはチェコ人アーティストのボレック・シーペック氏の手によるものですが、私は伝統的な典型的なハマムを想像していたので、かなり意表を突かれました。内部は高温(45〜50度)、中温(35〜40度)のスチームバスと低温(28度)のリラクゼーションルームに分かれています。 「ヴォートル イストワール シュウ ウエムラ」では、ハマムを美容に正しく取り入れるだけでなく、ハマム文化をシュウサンクチュアリ独自の視点で解釈。オリジナルのハマムケアを提案すべくさまざまなトリートメントを展開しています。 次回は、ハマムとはどういうものなのか、私が体験した「ハマム」と「オイルマッサージ」について詳しくご紹介します。(2007年10月18日)
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