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![]() デトックスブームが続いている今、単なる「デトックス=毒素を出す美容健康法」という流れがちょっと心配、という旅行ジャーナリストの木谷朋子さん。世界各地を旅してきた旅のプロならではの視点で、さまざまなデトックス体験、健康・美容体験を世界各国の健康事情とともにお届けします。世界的な有名スパから気軽に行ける癒しスポットまで、ヘルシー美容&料理情報なども交えてご紹介します。 |
![]() PHOTO : Caracalla Therme Baden-Baden |
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◆ ドイツを代表する温泉地にふさわしい 今回はバーデン・バーデンの代表的な温泉施設「カラカラ・テルメ」のことをご紹介したいと思います。前回書き忘れてしまったのですが、バーデン・バーデンのバーデンとは、「温泉」、「入浴する場所」という意味のドイツ語です。つまり、バーデンが2つ重ねて使われているバーデン・バーデンとは「温泉温泉」の意味となり、この地名には「温泉の中の温泉」といった意味が強くこめられているのです。ドイツやスイスなど、他の温泉地にもバーデンやバードが付いた地名がいくつもあるものの、バーデン・バーデンとは、さすが温泉の本場らしい地名ですね。 さて、最初にちょっと訂正しておきます。前回、温泉療養には4週間まで健康保険が適用されると書きましたが、最近この医療保険制度が大きく変わったそうです。福祉削減ということで温泉療養に医療保険が使えなくなり、ドイツ人の滞在日数が以前の3週間から10日以下に減少したとか。ドイツの温泉保養地も最近はリッチな外国人が増えているそうです。 ◆ 近代的な温泉施設を選ぶなら バーデン・バーデンには、100年以上前に建設された「フリードリッヒス・バード」と超近代的な温泉施設「カラカラ・テルメ」があります。バーデン・バーデンの中にはホテル内に温泉施設を備えているところもありますが、この2つの温泉施設は一般の人も入れるため、安ホテル(といってもバーデン・バーデンのホテルは高めですが)に泊まり、この2つの温泉施設をはしごするとかなり楽しめます。 「カラカラ・テルメ」は数年前に大改修が行われ、以前よりもさらに近代的になりました。日本人には温泉施設というより、巨大な健康ランドといった雰囲気に見えると思います。とはいっても、健康ランドよりははるかにゴージャス。巨大なスパ施設ですね。 敷地面積は3000u以上。温度差(18〜38℃)のある大きな温泉プールが外と中にあり、多くの人はここでまず温泉に浸かります。外には、2つの大きな大理石のプールと、流れるプール、滝プール、美しい風景を眺めながら楽しめるローマン・サウナなどがあります。 中は、大きな円形の温泉プールとサウナエリアに分かれ、サウナには、スチームサウナ(85℃)、クリスタル・サウナ(90℃)、アロマ・サウナ(85℃)、サウナ・オブ・サイレンス(95℃)、グラス・スチーム・サウナ(47℃)、ファイヤー・サウナ(95℃)、フォレスト・サウナ(85℃)など、温度差や効能、雰囲気も違う各種サウナが完備。これにサンルーム(57℃)、マッサージ・ルームなども加わり、1日いても飽きないくらい広い施設です。 ◆ 裸にこだわらないドイツ人 温泉プールは水着着用ですが、サウナエリアは男女一緒でもオールヌード。水着着用はNGです。実はドイツ人は男女一緒であっても裸で温泉に入るのが普通な人たち。すっぽんぽん状態でも男女とも平気な顔。しかし、外国人、特に若い女性にとっては男女一緒で裸というのは相当な勇気がいると思います。以前はサウナエリアでの水着着用はNGとまでいかなかったので、私は全員が裸でいる中、かたくなに水着着用でサウナにいたのですが、みんなの視線も気になるし、なんともいえない違和感を覚えました。 現在、バーデン・バーデンの公共温泉施設は大きく4つに分かれています。
「カラカラ・テルメ」と「フリードリッヒス・バード」。私はどちらもそれぞれ好きなのですが、温泉は裸で入るものという人には「フリードリッヒス・バード」、最新式の施設で楽しみたい人には「カラカラ・テルメ」がおすすめです。次回は、「カラカラ・テルメ」の入り方をちょっと伝授します。
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