舌苔はぜったいに必要?
口臭は自分自身では気がつきにくいものです。口臭を必要以上に気にするあまり、対人恐怖症になってしまう人もいるとのこと。その口臭の主な原因のひとつである口臭にはさまざまな原因がありますが、今回は「舌苔」について考えてみましょう。
口臭の主な原因
- 舌苔(ぜったい)
- 生理的口臭(起床時、空腹時、緊張時、疲労時などに誰にでも起こる口臭)
- 唾液分泌量の減少(加齢、緊張やストレス、不規則な生活、薬による副作用など)
- 食べ物によるもの(ニンニク、酒、煙草など)
- 病気によるもの(胃腸、肝機能、糖尿病、呼吸器の病気など)
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体調が悪いと、舌苔が厚くなる?
では、「舌苔」とは何なのでしょう。
舌の表面をよく見るとぷちぷちした粒状のものが見えます。これは唾液を適度に口にとどめる役割をしている舌乳頭といいます。その中には味蕾(みらい)と呼ばれる味覚(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)を感知する部分があります。口の中の細菌や新陳代謝で剥がれた上皮細胞がこの舌乳頭に付着したコケ状のものを舌苔(ぜったい)といいます。唾液が不足したり、体調が悪かったりすると、舌苔が厚くなる傾向があり、これが口臭の原因になってしまうのです。
余分な舌苔を除去する方法とは?
健康チェックでもあったように、うっすらと白くついている舌苔は正常であり、分厚く蓄積していない限り舌を磨く必要はありません。食後にすぐ水を飲み、口の天井に舌を数回擦り合わせるだけで、不必要な舌苔はとれてしまいます。
舌ブラシなどでゴシゴシ強く擦ることにより、舌乳頭や味蕾の細胞が破壊されて「味覚障害」を引き起こすことがあります。味蕾では絶えず新しい味覚細胞が作られます。その際に必要となるのが亜鉛です。亜鉛が不足すると新しい味覚細胞が生まれ変わらなくなり、その結果「味がわからない」「甘い物が苦く感じる」といった味覚障害が生じるのです。その他、加工食品に多く含まれる食品添加物や生活習慣病予防の治療薬の中にも亜鉛の吸収を阻害するものや体外に排出してしまう働きのあるものもあります。また歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤もまた、味蕾を破壊する要因となります。
〜どうしても気になると言う方は〜
- 柔らかい歯ブラシなどでそっと撫でるように除去
- ガーゼやタオル地のハンカチを指に巻きつけて優しくこする
- 味蕾を傷めるリスクの少ない舌専用のクリーナーを使用する※週に一度を目安に
- 胃腸の働きを正常にして体内から舌苔の増加を防ぐ。
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味蕾の数は40代半ばから身体機能の低下とともにだんだん減少していきます。おいしいものを「おいしい!」と感じる味蕾を大切にしたいものです。くれぐれも舌の磨きすぎにはご注意を!
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