お風呂が健康によい科学的証明
お風呂に入ると体が温まり、「気持ちいいなあ」という気分になるのは、誰もが感じることだと思います。
しかし、その「気持ちいいなあ」が、健康にはとても大切なことなのです。その根拠の第一に挙げられるのは、「お風呂の温熱効果」。温かい湯に浸かるだけで、思った以上の健康作用が体に及ぼされるのです。
■ 「温熱効果」は、
■ どう健康によいのでしょうか。
「免疫革命」などの著書で知られる免疫学の権威、新潟大学医学部の安保徹教授は、
「病気のほとんどは自律神経のバランスが崩れること、つまり副交感神経が働かなくなり、リンパ球(免疫細胞)がアンバランス(リンパ球の減少、顆粒球の増加等)になることが原因」
ということをおっしゃっています。
白血球の中で、免疫力アップに大きな影響を与えるのはリンパ球です。ガン細胞を攻撃してくれるNK細胞やT細胞もリンパ球の一種です。
ですから、リンパ球が活発に活動する、副交感神経優位時をしっかりと確保することが健康のためには必要となってくるのですが、夜にお風呂で体を温め、血液の循環をよくすることにより体温が上がってくると、自律神経はスムーズに副交感神経にスイッチが切り替わります。
つまり、お風呂で体を温めることによって、
1. 副交感神経が優位になる
↓
2. リンパ球が増え、免疫力が高まる
↓
3. 血流が促され、体内の老廃物が速やかに排出される
ただし、お風呂の入り方によって、リンパ球を活発にさせ、健康に役立つどころか、かえって交感神経を優位にさせてしまう入浴法もあります。
それが「高温の入浴」「シャワーだけの入浴」「肩までどっぷりの全身浴」ということになるのですが、これらの入浴法がなぜ悪いのか、具体的には次回以降にお知らせしたいと思います。
お風呂に入って、「ああ気持ちいい」と思う感覚を大切にしてください。気持ちいいと思うことはリラックスしたということ、つまり、副交感神経が優位になったということなのです。
お風呂から上がって、少しずつ体温が下がってくる状態、この状態のときが一番眠りに入りやすい時間といわれています。しっかりと入浴をして、充実した睡眠を取る。健康になるためのヒントが、お風呂にはいっぱい詰まっているというわけですね。
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