冷え取り健康生活
気軽に手軽に 冷え予防
 

第4回 暖かな生活を送るための世界の知恵

 冷えに悩む現代人が増えています。これは私たちが室内の温度設定を人間が快適なものへと進化させていった結果、といっても過言ではありません。しかし、今ある生活環境を変えることはとても困難で、これからの温暖化のことを考えても冷暖房を生活からなくすことはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
  いま地球上に生きている総人口は60億人を越しています。そして地球の表面積の中の30%にも満たない陸地で私たちは生活しています。同じ地球でも場所によって大きく変わる生活環境下、誰しもが便利で快適な暮らしをしている訳ではありません。世界中には、生きていく上での工夫や知恵が溢れています。そこで世界中の温かい生活を送るための知恵を少しご紹介しましょう。

RUSSIA

酷寒地域で生活するロシアの人びとは、外出の際に口の周辺をマフラーなどでマスクのように覆いますが、それは外気を少しでも温かくして体内に取り込むためだそうです。

MONGOLIA

モンゴルの台所には、かまどがあります。その台所よりも寝室を高めにすることによって、温かい空気が寝室へ流れる仕組みになっています。

SCOTLAND

昔からウイスキーの醸造が盛んなスコットランドでは、ウイスキーを飲んで寒さをしのぎ、薬としても重宝されてきました。またドイツでも冬の飲み物として、赤ワインに砂糖とスパイスを入れて温めて飲む習慣があります。

MOROCCO

モロッコには『ハンマム』という低温サウナとお風呂の中間のようなものがあります。ハンマムは泥パックをしたり、垢擦りをしてくつろげる、日本の銭湯のような存在です。 床が温かくなっているので、そこで数時間寝そべって過ごす人も。しかし高温のスチームサウナとは違い、長時間いても心臓に負担がかからないため、お年寄りから子どもまでモロッコでは皆のやすらぎの場となっています。

モロッコ旅行記 タフロウト
モロッコ(ハンマムも)について写真と文で紹介されています。写真がとても素敵!
世界デトックス紀行
日本でもハンマムが体験できます。第53回を御覧下さい。


KOREA

韓国の家には、床下にあるパイプにお湯を通し部屋を温める『オンドル』というものがあります。床に布団を敷いて寝るととても温かく、日本人だと汗だくになってしまうこともあるそうです。

健康になる・
お風呂屋研究

温泉、銭湯好きな編集部員のブログです。たまに出てくるイラストが何とも可愛い。

  JAPAN

日本には古くから伝わるたくさんの自然療法があり、中でも温泉は体が温まるだけではなく、癒しの効果や、様々な体のトラブルや健康増進に効能があるとして古くから親しまれてきました。
泉質や入浴方法も多岐にわたり、興味深いものでは飲泉や、砂に体を埋めて入浴する方法があります。
これだけ世の中が進化しても温泉文化が盛んであるのは、人口的には決して生み出せない天然の持つパワーを無意識に体が求めているということなのかもしれません。
また、暖色系の洋服を着たり、身の回りの物の色を意識するだけで温かく感じられたり、日常の小さなことに感動したり、友だちと大きな声で笑ったり、家族皆でご飯を食べたり、そんなちょっとしたことで温かくなれたりします。

みなさんもできることから始めて、楽しく温かい冬をお過ごし下さい。

第1回 「湯たんぽ」で、いつでもできる冷え予防
第2回 足湯にはお風呂に負けないくらいの「温め効果」が!
第3回 夏バテ、夏太りの原因は「冷え」にあった!
第4回 暖かな生活を送るための世界の知恵
第5回 衣類を考えてみる
 
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