冷え取り健康生活
今月のいきいきコラム
 

イーストフード無添加のパンの味、わかります?

最近、スーパーやコンビニなどで「イーストフード・乳化剤 無添加」「トランス脂肪酸低減商品」という表示のパンを見かけるようになりました。

「トランス脂肪酸」については第2回のいきいきコラムで取り上げました。これはパン生地に練り込んだり、仕上げに使用するマーガリンやショートニング、ホイップクリームに含まれる油脂で動脈硬化や心疾患のリスクを高めるといわれています。

今回はパンに含まれるイーストフードにふれ、パンの安全性について考えてみましょう。


イースト菌とイーストフードって同じもの?

名前はよく似ていますが、全く違うもの。
「イースト菌」はパン作りに欠かせない酵母ですが、「イーストフード」は食品添加物に分類され、フードと名のつくとおりイースト(人工酵母)のエサで、パンやお菓子を作るときにイースト菌の働きをよくし、少ない原料でふっくらとしたパンにします。また、短時間で均質なパンを大量生産しやすくします。パンを作る過程でのいわゆる発酵促進剤です。 16品目の合成化合物から、通常4〜5品目を混ぜて使用しており、それをイーストフードと明記しています。代表的なものとして塩化アンモニウム、炭酸カルシウム、リン酸塩などがあげられます。


添加物たっぷりのパンは食べても大丈夫?

イーストフードに含まれる「塩化アンモニウム」は大量に食べると吐き気や嘔吐などを起こす可能性があり、「リン酸塩」は多量に摂取すると、骨中のカルシウムが溶け出して骨が弱くなるなどの報告があります。

また、高い確率でガンを引き起こすといわれる「臭素酸カリウム」については、製造過程で使用したとしても、焼き上げて製品となった時点でその成分は消えて『無くなっているであろう場合』と『一次材料に混合してある場合』つまり、あらかじめマーガリンや小麦粉にイーストフード等の添加物を混ぜ込んでいる場合には『添加物表示に義務はない』という法律上の抜け道があり、企業の良心に任せるか自分の感覚に頼るしかありません。その他にも発ガン性、妊娠障害を引き起こす可能性があるといわれる乳化剤。
また香料、小麦粉の残留農薬の問題など、考えだしたら食べられなくなってしまいます。

安全な食品を心がけ、食品添加物をできるだけ排除した商品を目指しているメーカーも増えてきているようです。

消費者はどういう材料を使い、どういう過程で製造されているのか、ということに目を向けできるだけ添加物の入っていないものを買うなどシビアに商品を選ぶ必要があるように思います。そういった消費者の意識が商品を変えていくことに繋がるのではないでしょうか。



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