連載コラム ひえとりくん
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水分の採り方に勘違い!
水分の代謝を整えて「水毒」を防ごう

   


 朝起きると顔がなんとなく腫れぼったい、と感じたことはありませんか? このようなことがよくある人は、水分代謝がうまく行われない状態だと考えられます。東洋医学では、このような状態を「水毒」と呼びます。
 人体のおよそ60〜70%は水分なので、水分の代謝がうまくいかないと、さまざまな問題が発生してしまいます。
 
▼ 水毒の原因は?
 体内の水分は、約3分の2が細胞内に含まれている細胞内液、残りの3分の1が細胞の外にある細胞外液に分けられます。細胞内液と細胞外液は、細胞膜や血管壁を通じて常に交換が行われているので、水分の量は一定でなくてはなりません。このバランスが何らかの原因で崩れると、細胞外液の間質液が増えることがあります。それがいわゆる水毒症状となり、むくみとなって表れるのです。
 バランスを崩す原因としては、水分の摂り過ぎ、体の冷え、血行不良、寝不足、不規則な生活などが考えられます。
 
めまい、耳鳴り、頭痛など、いろいろな症状があらわれる

 東洋医学では、体の水分バランスが崩れて体内に水分が停滞すると、むくみのほかに、息切れ、耳鳴り、頭痛、不眠、鼻炎、アトピー性皮膚炎などの症状があらわれると考えられています。
 また顔全体がむくみ、半日以上たってもひかない場合は、急性腎炎の疑いがありますし、全身がむくむ場合は、腎臓や心臓の慢性病の疑いがあるので、十分な注意が必要です。
 朝起きたときにまぶたがはれていたり、ふくらはぎや足の甲がむくみ、押すとくぼみができてしばらく元に戻らない人は、水毒の可能性があります。
 
半身浴でしっかり体を温めましょう

 水毒にならないように、日ごろから以下の点に気をつけましょう。

長時間立ちっぱなし、デスクワーク中心の人は、足にむくみが出やすくなるので、マッサージをしたり、休憩時間中にある程度歩きましょう。
体が冷えていると、血液循環が悪くなります。すると重力の作用で下半身の血液の戻りも悪化して、足の細胞に水分がたまりやすくなります。体は冷やさないようにしましょう。
体の冷えを取るいちばん簡単な方法は、お風呂にきちんと入ること。シャワーはやめて、38〜39度の温めのお湯に20分ぐらい半身浴しましょう。
食塩の成分であるナトリウムは間質液などに含まれており、食塩を摂取しすぎると間質液のナトリウム濃度が濃くなります。すると血液中の水分が血管壁から間質液がにじみ出てむくみが起こることがあります。
ジャガイモ、キュウリ、小豆はむくみに有効です。またアボカド、バナナ、ココナッツミルク、干し柿などにはカリウムがたくさん入っているので、余分なナトリウムの排泄に効果があります。

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