|
バブルが崩壊して以降、企業が盛んに行っていたリストラは、企業の会社としての健康を取り戻すためには成功したように見えますが、反対にサラリーマンの健康を蝕む結果を招いているようです。
厚生労働省が行っている「労働者健康状況調査」によると、70%を超えるサラリーマンが、ふだんの仕事で体が「とても疲れる」「やや疲れる」、神経が「とても疲れる」「やや疲れる」と感じています。これは社員数の減少により、残業が日常化してきていることが原因だと思われます。
体に蓄積した疲労は、さまざまな影響を体に及ぼしますが、心の病の原因にもなります。中でも近年激増し、「国民病」になってきているのが「心のカゼ」と呼ばれるうつ病です。
一般的にうつ状態になると何ごとにも無気力、無関心になりますが、うつ病の中にはこのような精神症状が目立たず、なかなか眠れない、眠ってもすぐに目が覚めてしまうなどの睡眠障害、肩こり、目のかすみ、食欲不振、慢性的な便秘や下痢などの身体症状が表面に現われるものがあります。
このようなうつ病を「仮面うつ病」と呼び、特にサラリーマンに増加しているといわれています。
仮面うつ病でいちばん注意しなければならないのは自殺です。うつ病患者は自殺願望を持つ傾向がありますが、それは仮面うつ病でも同じです。
警視庁の調べでは、自殺者は年間3万人を超え、しかもその70%は男性だということがわかっています。「不幸にして自殺という結果になってしまった人のほとんどが、生前はうつ状態またはうつ病だった」と分析する専門家もいるほどですから、サラリーマンは注意が必要です。
このようなことにならないためには、毎日のストレスをためないようにすることが必要です。
日ごろから、1人の時間を持ったり、物事を前向きに考えたり、いいたいことを心にしまわないようにすることなどを心がけましょう。
さらに、一日の終わりには半身浴をして、筋肉や神経の緊張を緩和させることもストレス解消には効果的。時間がなくてシャワーだけですませているサラリーマンのみなさんは、ぜひ半身浴を心がけるようにしてください。ストレス解消、疲労回復に最適です。

≫おすすめ書籍「お風呂は健康増進ルーム」
ご意見・ご感想はこちらまで ≫HOME
|
|
|