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クラシックバレエといえば、昔は「お嬢様が習う習い事」といったイメージが強かったと思います。『アラベスク』や『スワン』少女マンガに胸ときめかせ、『赤い靴』というテレビ番組に夢中になったとしても、それは憧れ。プロになるには、森下洋子さんほどの才能に恵まれればともかく、庶民には無理無理…。増して、男性でバレエを習おうなどという人は、家がバレエ教室をやっているなど特殊な環境になければ「皆無」に等しかったのではないでしょうか?
しかし、本当はみんな、踊りたかったのです。子どものころ果たせなかった夢をもう一度とばかりに、大人からバレエを習おうという人たちが急激に増えています。新聞や雑誌では「熟年バレリーナ(ババリーナ)――バレエで健康に!」(ちょっと、こういうノリは失礼ではないかと思うんですが…少しイロモノ扱い)とか、「カルチャーセンターでクラシックバレエの教室大人気」、「大人の男がハマるクラシックバレエ」といった記事が誌面を賑わし、実際にクラシックバレエの講座や大人向けの「美容バレエ」の講座なども増えています。
また、大人からバレエを始めた人たちが管理人となっているサイトも大盛況。バレエ教室の探し方から、レッスンに必要な情報といったことだけでなく、掲示板には、同じように大人からバレエを始めた人たちが、それぞれの悩みや喜びなどを書き込んでいます。昔だったら、「バレエを習いたい」という気持ちがあっても、ひとりで途方にくれ、どうしてよいかわからず、たとえ習い始めても、横のつながりを見つけることが難しかったかもしれません。しかし現在では、バレエテクニックの悩み、家庭や仕事との両立について…お稽古場での人間関係などについての書き込みがたくさんあり、大きなサイトでは、「オフライン」で、日ごろネットだけの付き合いである仲間が集まって、飲み会をしたりレッスンをしたりということもあるようです。
弊社から出版された『バレエをやりたい!』では、「大人からのバレエ推進委員会」として、バレエのサイトを運営されている管理人さんたちを中心に、ご自分の体験やバレエを習いたい人のための具体的な方法などを書いていただきました。バレエに関する体験談もメールで募集したところ、たくさんの声が寄せられました。
「バレエのおかげで、どれだけ気持ちが支えられたかわかりません」、「やはりほかの習い事で得られない静&動、内&外、両方の充実感がありやめられません」といった、精神面の充実はもちろん、「スヌーピーのようだったお腹が引っ込み、ウエストも十センチ近くくびれました」、「以前は『空気を吸っても太る』という感じだったのが、レッスンを始めて一年半ごろから突然やせ始めました」といった健康面に対する喜びの声も多数ありました。
中には、トウシューズをはいて発表会に出たり、海外のスタジオでレッスンを受けたり、みなさん思い思いにバレエを楽しんでいらっしゃいます。「始めの一歩」を踏み出せずに悩んでいるあなた、バレエを習ってみませんか?
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