簡単!楽しい!ベランダガーデニング入門

ガーデニングに興味はあっても、庭はないし、植物のこともわからないという人も多いでしょう。そんなあなたのために、ハーブコーディネーターのちあきさんが、ベランダガーデンの作り方やハーブのこと、ハーブを使った料理やお茶、雑貨の作り方までわかりやすくご紹介します。

第4回 ベランダも、工夫次第で素敵なお庭に

ベランダは限られた空間ですが、工夫次第で素敵なお庭になると思います。 植物の種類や植える量などを考えてガーデンプランをたてましょう。 自分なりに工夫してデザインするのも楽しみのひとつだと思います。 植物を育てる為に重要なポイントをまとめてみました。

ガーデンプランの重要ポイント

● 日当たり
植物が育っていく為に重要な役割を果たす日光。
植物を育てる時はできるだけ日の当たる場所で管理したいものですが、ベランダではどうしてもスペースが限られてしまいます。
季節によって日照時間が異なるので、まずはベランダの特徴をつかみましょう。
植物の性質を知り、植物の好みに合わせて管理する場所を決めていきます。
植物によっては半日影でも十分育つものがあるので、上手に配置していきましょう。
また、日当たりを好む植物でも、夏の直射日光をあびると痛む場合があるので注意しましょう。

● 風通し
ほとんどの植物は風通しのよい場所を好みます。
風通しがよいと、湿気がこもるのを防ぎ、病害虫の発生予防になります。
風が強すぎる場合には支柱を立てて、枝をささえてあげましょう。

立体的に配置することによって、日当たりと通気性のよい場所を確保することができます。
ハンキングバスケットやスタンドなどで高さを出したり、パーゴラやシェルフ*(注)を活用するとよいでしょう。
*注:パーゴラ…軒先、庭などに作る格子状の日陰棚。ツル性の植物をからませる。
シェルフ…ガーデニング用の棚。

● 温度管理について
ベランダではコンクリートの床や壁からの照り返しが強く、夏はかなり高温になりやすいので、床に直接鉢を置くのではなく、パネルやレンガを敷くとよいでしょう。
ベランダは地面に比べて影ができやすく、日の当たる部分や時間がかなり限られます。
しかし霜にあたる心配があまりないので、屋外での冬越しが簡単にできます。
ただし寒い地方では、寒さに弱い植物は室内に取り込んだり、エアパッキンシートなどで覆って防寒しましょう。

私の家のベランダでは1日中日の当たる場所はラティスの上部のみ。
ラティスを取り付けている壁がコンクリートなのでその前の床部分には全く日があたりません。
東南向きなので午前中よく日があたりますが、半日で影になってしまいます。
ほとんどの植物が日当たりを好むので、できるだけ日当たりのよい場所を選んで配置しています。
また冬の防寒ですが、実はほとんどしていません。
真冬、以前は寒さに弱い植物を室内に非難させていたのですが、植物の数も増えて大変になり、外で様子をみていたのです。
するとレモングラスなど非耐寒性のものも、しっかり冬越ししてくれました。
私の家は千葉で比較的暖かいので、もちろん場所によってはしっかりと防寒が必要だと思います。環境に合わせて管理して下さいね。

日当たりを好む植物
  バジル、ジャーマンカモマイル、パンジー、ビオラ、ミニ薔薇、ニチニチソウ、プリムラ、カランコエ

半日影でも育つ植物
  イタリアンパセリ、ミント、ローズマリー(日当たりを好むが半日影でも可)
インパチェンス、ハイドランジア、ヒヤシンス


ベランダガーデニングの注意点

ベランダでは特にご近所に迷惑をかけないよう、注意が必要です。 排水口をつまらせないように鉢の下に受け皿を置いたり、肥料は鶏ふんなど匂いの強いものは避けましょう。 日頃の注意がベランダをきれいに保つことにつながります。 また、非難通路はふさがないようにしましょう。

 



パーゴラを利用して立体的に植物を配置。ハンキングも楽しめます。



スタンドや足のあるプランターで高さを出すと日当たりを確保できます。



タイルやレンガを並べると照り返しを防ぐ他、見た目にもきれいです。



温度計を置いてベランダの温度を知りましょう。種蒔きをするなら発芽温度もチェックを。

第1回 秋はガーデニング初心者に絶好のシーズン
第2回 お気に入りの植物を育ててみましょう
第3回 ガーデニング成功のカギを握る「水やり」
第4回 ベランダも、工夫次第で素敵なお庭に
第5回 お正月には華やかな寄せ植えを
第6回 肥料は植物の「ご馳走」
第7回 ベランダガーデンの作り方
第8回 ベランダガーデンは十人十色
第9回 空間を生かしたディスプレイを工夫して
第10回 いよいよ本格ガーデニングシーズンです!
第11回 春です!種を蒔きましょう!
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