簡単!楽しい!ベランダガーデニング入門

ガーデニングに興味はあっても、庭はないし、植物のこともわからないという人も多いでしょう。そんなあなたのために、ハーブコーディネーターのちあきさんが、ベランダガーデンの作り方やハーブのこと、ハーブを使った料理やお茶、雑貨の作り方までわかりやすくご紹介します。

第23回 育てたハーブを挿し木して増やす

育ったハーブを増やしましょう 2

一生懸命育てたハーブを、さらに自分で殖やしてみる。
これもまたガーデニングの楽しみのひとつです。
ハーブを殖やすには、主に実生(みしょう)、挿し木、株分けが行われます。
前回株分けの方法をお話しましたが、今回は挿し木についてお話したいと思います。

挿し木は、とても簡単です

株分けは株自体を分割して数を殖やしますが、挿し木は挿し芽とも呼ばれ、若い枝や茎をカットして発根させます。
摘芯や切り戻しした枝も利用できるので、梅雨時期など剪定の時期に行うといいですね。 簡単で一度にたくさんの苗を増やすことができ、また実生苗よりも開花や結実が早いのが特徴です。
ただし植物によっては発芽しにくいものや、発芽後の生育が悪かったり、実生苗に比べると寿命が短い場合があります。

挿し木(挿し芽)の方法

  1. 若い芽や枝を10cm位、切り口が斜めになるようにカットします。
  2. カットした枝の下葉を半分ほど取り除きます。
  3. 1時間ほど水にさしておきます。
  4. 湿らせておいた肥料分のない土に割り箸などで穴をあけ、そこにカットした枝を挿します。まわりの土をよせて押さえ、枝を安定させましょう。発芽までは半日陰の場所で、土を乾かさないように管理します。
  5. 十分に根が伸びたら、鉢などに定植しましょう。

根づくまでは直射日光や強い風雨にあてないよう注意します。

挿し木でふやすことができるハーブ
ミント類、オレガノ、セージ、タイム、タラゴン、バジル、ラベンダー、レモンバーム、ローズマリー

※挿し木の用土はバーミキュライト、赤玉土など、肥料分のない土を利用します。『挿し木専用の土』なども売られているので活用してもよいですね。

※ローズマリーやラベンダーは発根までに1ヶ月以上かかることもありますが、根が出やすいものなら10日位で出てきます。挿し木した枝を軽くひっぱってみて抵抗を感じられたら発根しています。

※挿し木の適期は一般的に4〜6月、9〜10月頃です。20℃前後の温度が保てる時期でしたらいつでもできます。

※ミントやローズマリー、バジルなどは、カットした枝を水に挿しておくだけで発根します。水挿しと呼ばれる殖やし方で、収穫したハーブがあまった時などに便利。コップに水を入れて枝をさし、毎日水を取替えて、根が出てきたら土に植え替えます。

 



ローズマリーの若い枝を10cmほどカットします



下葉を半分とりのぞき、1時間ほど水にさしておきます



湿らせておいた肥料分のない土に穴をあけ、枝を挿して発芽させます

第20回以前のコラムはこちらから
第21回 ハーブで作る手作りスイーツ
第22回 育てたハーブを株分けして増やす
第23回 育てたハーブを挿し木して増やす
第24回 妊娠・出産のハーブティー
第25回 手作りリースでクリスマス気分
第26回 年末年始に【ハーブちらし寿司】はいかが?
第27回 冬のあいだに、ベランダの模様替えを
第28回 気になる手荒れにハーブオイルを
第29回 ガーデニング再出発
第30回 鉢を選ぶのも楽しみのひとつ
第31回 ミニトマトの育て方
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